
前篇に引き続き、海外サイトKotakuが実写映画『進撃の巨人 後編』をレビュー。
前篇の評価は芳しくないものの「まさに東宝ならでは」と言える巨人の格闘シーンなどがあったこともり、期待して劇場に足を運んだ外国人記者。しかし、またしても期待を裏切られる結果になったようです。
▼実につまらない作品で、すべてがちくはぐ
今作では、巨人が戦うシーンも退屈だった。この映画最大の罪はそこで、実につまらないのだ。
また前篇と同じく、雰囲気ぶち壊しのBGMは今作でも健在だ。あるシーンでは数分の間に合唱音楽からインダストリアルロック、そしてバイオリン曲が流れたのだが、これが本作を見る上での映画体験を表してると思う。すべてチクハグなのだ。

▼二本目の映画として成立させるための内容だった
後編となる本作『進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド』の上映時間は87分。さらに冒頭10分ほどは前篇のおさらいだったため、本編の時間はかなり短い。先月観たばかりの映画だ。貴重な上映時間を潰してまでフラッシュバックを入れる必要があったのだろうか。
作中では誰だかよくわからないキャラクターが死んでいき、世に出るべきではなかったほどのシーン、お決まりの馬鹿げたアクションの応酬、爆発などが見られた。
ただ二本目の映画として成立させるために、こうやって上映時間を稼いだのだろう。

<海外の反応>
ノットヂスシットアゲン(もうこのクソは勘弁)!
結局、実写化失敗だったか。まぁ分かってたけどさ・・。
中身がないのに名前だけで売ろうとするとどうなるか。そのことが良く分かる事例だったな。
それでも俺は観に行っちゃうんだろうけどw
前篇はそこまで悪くなかったぞ?アニメ以下であるのは間違いないが、悪くはなかったと思う。CGは特に良かった。
ちなみにアニメ/漫画を見たことのない奴らに前篇の感想を聞いたら「スゲー良かった」って言ってたのはワラタな。俺個人としても前篇は許せるかな、もちろんアニメ・漫画を考えない前提だが。
▼被害は一作で留めておいて欲しかった
クソ映画を2本作るのではなく、一本の映画として上映してくれていればどれだけ良かったことか。
あくまで既存の『進撃の巨人』をしないのならば、それなりにうまくやるべきである。最悪の演技に、滑稽なストーリー展開。この映画にのめり込むことは不可能なのだ。監督は映画を1本にして『進撃の巨人』のネームバリューを落とさないようにすべきだった。金儲けしたい感が丸見えだ。
しかしエンディングの主題歌は前篇に比べてとても良かった。映画もこれに習って少しでも改良された部分があれば良かったのだが・・。

<海外の反応>
ほぇ~!
俺はこの漫画も好きくないから、全然期待してなかったかなww
もうアニメは実写化しなくていいよ。いや、しないでください。お願いします。
ハリウッドに製作頼めば良かったのに(たぶん!)。
てか後編でんの早すぎじゃね?もっと時間かけて製作に取り組んでくれよ!
このレビュー読んでて、絶対最後には「あはは!冗談だってば!」って言うと思ってたのに(><)もしこれが本当なら『ドラゴンボール エボリューション』ばりのクオリティじゃないの?
ほぇ~
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