日本のツイッターを中心に、映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のポスターデザインがダサいと話題だ。その声は海外まで広がり、様々なコメントを集めている。
発端はmicchii(@micchii520)さんのツイート。
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のポスター、基本デザインは同じなのに、日本版だけ安定のこのダサさ…。加えなくていい色や情報をなぜ加える…。ポスターの担当者はみんなで龍安寺の石庭の見学ツアーに行って下さい!
こちらが、問題のポスターだ。
北米版
韓国版
台湾版
日本版
<海外の反応>
バードマンの顔ワロタwwwwwww
まさに『シャイニング』!
他のポスターはシンプルなのにね。特に背後にバードマンが佇んでるタッチが好き。
そうそう!バードマンが後ろの背景で立ってるなーって思いながらポスター見てたけど、日本のだけ「ファッ!?」ってなったわwww
ポスターはさておき、『バードマン』の日本語フォントはクールじゃね?
日本のゲームがアメリカで出ると、必ずボックスアートださくなるじゃん?それの報復みたいなものだよ。これは。
「日本製のゲームが海外に輸出されると、表紙がダサくなる」との声がありますね。一体どんな劣化をするのか、せっかくの機会なので比較画像を数点紹介してみます。
ICO(左:日本版 右:海外版)
恐怖体感 呪怨(左:日本版 右:海外版)
ロックマン(左:日本版 右:海外版)
特に酷いものを抜粋しましたが、これはダサい。どんな判断。なるほど、『バードマン』は一種のリベンジという意見にも頷けます。
それでは改めて『バードマン』のポスターです。
<海外の反応>
うん・・たしかに日本のはすごく気味悪いポスターに仕上がってるかな。まるでバードマンが男の耳元で囁きながら下半身で昇天させてるみたいな・・w
愚の骨頂と言いたいとこだが、理由あってのことだろ。ハリウッド映画業界やニューヨークのエンタメ産業を描いた作品だからね、北米以外ではうまく伝わりにくいテーマなのかも。そうなると日本の配給会社はあくまで共感してもらえる部分を抽出して宣伝しないとダメ。ポスターはダサいが、客足は増すのかもよ?
他のポスターと比べちゃうとアレだけど、個人的には「ダサい」というほどじゃなかったかな。映画のテーマにも忠実なポスターだったと思いますし。
え?私は日本のポスターが好きだけどな。映画も良かったし。
俺も日本のポスターは嫌いじゃない。これ文句言ってる奴はマーケティングって言葉を知らないだけだろ・・。
正直オリジナルのポスターも微妙に見えるわ。フランス版と同じクオリティかと思ってただけに、なおさらね。
ただ、フランス版のポスターは1つ問題があってね。これにしか見えないんだ。
↑あんた最高に酷すぎるwwwwwww
ポスターはあくまで映画を宣伝するためだけの”二次創作”である以上、人集めのため、地域に合わせた変化を加えるのが正解でしょう。
これは海外反応サイトも同じこと。
当ブログでは海外コメントを掲載していますが、日本人が吸収しやすいような”くだけた表現”に置き換えることで、多くの人に楽しんで頂いています。きっと英語が出来る方が見ると、今回のバードマンのような格好悪さがあるはずです。
そんなことを考えていると、優しい私としては、「ダサい」とセンスを疑われる映画広報の方に同情を禁じ得ません。
コメント
コメント一覧 (44件)
確かにこれはダサいww
予告PVで面白さが伝わってくればポスターはダサくてもいいけどな~
じっくり見るとダサいけど、これだけ広告が氾濫している日本で、
パッと見判断させようと思ったら、これくらいやらないと何だか分からん。
雑誌なら「めくるスピード」、ポスターなら「通り過ぎるスピード」で、0.2秒勝負になる。
じっくり見て「ああ、いいポスターだね」なんて日本では通用しない。
ダサくはないだろ
オチとして笑えるけど
ニコラスケイジのコラを見ると教科書の落書きを思い出す
いかにも素人が色々弄ってみましたって感じ
ダサいかもしれないが映画の情報がない人が見たら日本版の方が興味を引かれると思う
原作読んでポスター修正したら、映画の脚本では外してたというオチ?
日本の配給会社がやってるわけ?
正直このポスターは奇をてらったんだろうけれど
これだとB級作品のように思えて見たくないな
つーかどっちもダサイ
ガッチャマンのパクり作なの?
結構ショック
なぜこれにした
文脈的な仕掛けよりもインスタントな見掛けでしか表現が通じない、表現は見にくく景観は醜くという街並がどこまでもつづく日本そこで養わた読解力に合わせたらこんなん出ましたってこと。再発生しているに過ぎない。
これはダサいw
でも呪怨とロックマンの海外版の劣化のほうがすさまじいwww
最後の写真キン肉マンに出てくるホークマンじゃん
バードマンはどうしてもパーマンしか連想出来なくて
見たいという気にならん
アカデミー賞って説明が入った時点でデザインもくそもないわ、でも宣伝だしね。
どうせ変えるならこれぐらい変えた方がいいんじゃない?
韓国版と台湾版みたいにチョロッと変えるだけなら変えないでオリジナル尊重した方がいい。
マイケル・キートンはコメディ畑出身。
ティム・バートン版『バットマン』の二作も端々で、どこかとぼけたコミカルな演技してた。
本作の予告編でもパンツ一丁でウロウロしたりしてるから、アートなカルト映画っぽい外国のポスターよりテイストには違和感無いかも。
ただ、デタラメに切り貼りした感が、昔の二本立て低予算映画のポスターみたいで、安っぽく見えるんだよね。
テレビCMだって、なんかパターンが決まってて、なんだかなぁだね。
わずか15秒のコマーシャルの中で音楽を2種類必ず使う。
「サイコーでした」「○○かっこいい」という定型文を言う試写会の客
何にも関係ないタレントが自分のギャグをからめてナレーション
これやってるのって全部どこかの配給会社の宣伝部員一人なのかな?
他の国のポスター見たら「面倒な映画かな」と思って通り過ぎるだろうな。ややこしい背景を持つドキュメンタリー映画みたいな雰囲気があるから。エンタメ映画でこのポスターは「日本では」無理。
日本では「まず目を引く」ことが一番の目的だから、この改変はやむなし。ダサいとは思うけど。
アカデミー賞云々のデカ文字を道路に書いて外国の街並み感を消してるし、鳥人間が人を襲うホラー映画っぽい
それに道路が傾いて見えるぞ
デザイナーのせいにはしないでくれよ。
日本のデザイン物は大抵上のデザインもなんも知らん権力だけもったオヤジが
メチャクチャ言ってできた産物だから
いや目を引くのは大事だけど
このポスターから受ける印象は面白く無さそうだよ
でもポスターはあれだけど、視聴したらよかったって映画は幾つもあるからなあ
どうしてこうなった、だな。
炎上商法かとさえ思う。なりふり構わないというなら、滑稽さが出ちゃうのはマイナス要素だと思うんだけなぁ。
懐かしいなあ。電子鳥人Uバードちっちゃい頃見たなあ。
公開が楽しみだ
バードマンが賞をいくつもとった是非見るべき映画っていう予備知識があれば、シンプルでも程よいかもしれないけど、日本ではアカデミー賞生中継とか見てる人そんなに多くないかもだし、シンプルはただの地味になってしまうかも。
日本版情報てんこ盛りだけど、バードマンはアカデミー賞とったどーまでお知らせするにはこれもありかなという気がしてきた。
フランス版も鳥を出してるんだ。
中国の鳥人
というネタ
Uバードなら知っているけおバードマンなんて
日本じゃマイナー過ぎるから仕方ないかな
まあ酷いセンスなのは確かだけれど
オリジナル自体もダサ過ぎる
だがこのポスターはダサい
「こんな白黒の人が浮いてるだけのわけわからんポスターじゃ興行収入が伸びないだろ!もっと色をつけて、バードマンを入れろ。アカデミー賞受賞?ならそれもデカく書いとけ!じゃなきゃ目立たないぞ!」
って叫ぶ広報担当のオヤジの姿が目に浮かんだ
映画の邦題もそうだけど、日本の映画配給会社のマーケティングというのは致命的にセンスがないのだな。
「目立つために…」と言ってるのがいるけど、それと芸術センスは両立しないわけじゃない。
おそらくもうちょっとマシに出来たであろうに、「これはちょっと…」という嘆きだよ。
そもそもこの改変だったら、もとのモノクロよりインパクトがなくなって埋没するがな。
バードマンだから鳥を出しとけってか?
小学生でも考えんわ、こんな幼稚な構図
コンビニに張り付けるポスターって視点で見れば丁度良い感じだけど
シネコンで張り出すには文字が五月蠅い
TVCMなんかもそうだけどとにかく印象に残れば、最悪目に止まれば勝ちみたいなところがあるからなあ
芸術的センスよりもとにかく「!?」って思わせることの方が重要なんでしょ
ニコラスケイジの画像で紅茶が気管に入って咽たわ!!!
ころす気か!!!w
元
か
ら
ダ
サ
い
件
韓国のポスターなんてハングルが入っちゃってるんだよ!
元DTPやってたけど
アカデミー賞最多9部門のとことかイラストレーターとか覚えるとつい使いたくなっちゃう技なんだよな
WebのSEOと一緒で広告もシンプルで伝えるとこをしっかり伝えるてごちゃごちゃさせないのが基本だから
こういう小技集みたいな本買って覚えても使うとこないんだよな実際
北米版のビルとビルの間のスペースに情報を流しこんでるのが一番シンプルで見た目が綺麗だね
韓国のは同じ位置に持ってきたけどはみ出しちゃってるし意味がわかって無さそう
下にナビゲーションいれるなら上を要らんかったでしょ
正直そこまで酷くないと思った
アカデミ賞 最多9部門ノミネート!!!
いらんわダサい
そんなことより「鳥人」に持っていかれたw
日本が一番ダサいな
日本映画業界は何やっても ダメだな
>@micchii520
ブログ<愛すべき映画たち>管理人。ラムシュニスタ、ジョニー党員。ジョニー・トーbot、林雪画像botの中の人。ブログはジョニー・トー監督が中心。他にカウリスマキ、カサヴェテス、ルビッチ、ワイルダー、ペキンパー、レオーネ、アルドリッチ、イーストウッド、フォード、カーウァイ、ジャームッシュ、クストリッツァなども好き。
↑ その発端がタダの在日朝鮮人