地球から何十億光年も離れた遠い宇宙から飛んでくる「高速電波バースト(FRB:Fast Radio Burst)」。たった数ミリ秒間しか検出されない”突発的な電波放出現象”で、長年宇宙物理学の謎の1つとされていた。
しかし、最近の調査により、その「高速電波バースト」のどれもが自然現象とは考え難い特定の数学的パターンを辿っていたことが判明。地球外生命体からのメッセージだという可能性も高くなってきた。
高速電波バーストとは?
2007年に初めて観測された「高速電波バースト」。
我々の銀河より遥か遠くに存在している天体からの放射だ。数ミリ秒間しか検出されないが、約10^(38−40)ergのエネルギーを放出。このエネルギースケールに対応する既知の天体現象は存在せず、電波では宇宙で最も明るい現象の一つとされている。
現在までに10例の検出が報告。2013年以降、これが人工的なシグナルではない事が確実視されるようになった。
高速電波バーストを分析すると、ある数学的なパターンが!
ドイツ人研究者Michael Hippke氏らが、これまでに観測された10の「高速電波バースト」を分析。
電磁波の高い振動数が観測されてから低い振動数が到着するまでの時間差を表す「分散度(DM:Dispersion Measure)」を調べたところ、例外なくどれも187.5の倍数の近似値をとることが判った。
<海外の反応>
これだけ宇宙は広大だもん。人間が唯一の生命体だって考える方がおかしいわな。
↑そりゃそう。知的生命体が人間しかいないってのは傲慢もいいとこ。あと人間は賢いのかもしれんが、とてつもなく馬鹿だよな。互いを殺し合うために知性と資源を使う種が他にどこにいるよ?
地球外生命体はめちゃくちゃ頭いいと思うよ。だって俺たち人間なんかにコンタクトとろうとしないしwwwww
でも俺が死ぬ前に来て欲しい。宇宙人とやらを一目見てみたいもん!
エイリアンの皆さん。地球は危ない場所です、どうかここに着陸はしないでください。人間とは見た目が違うからという理由で、拒否されますよ!!
既存の天体物理学では説明不可!?
自然界では、例えば超新星が爆発するなどした場合、電磁波のすべての振動数が同時に放出。当然これらは宇宙空間に漂うチリに影響を受けるため、振動数が高いものはより速く、低いものはより時間をかけて地球に到達することとなる。
毎回チリの密度や分布は異なるため、「分散度」に規則性はないはずである。
しかし「高速電波バースト」の分散度を調べてみると、どれも187.5の倍数という、自然現象では到底説明のつかないデータになっていたのだという。
これが偶然である可能性は10,000分の5の確率。
「新種のパルサー(周期的に電波を発する天体)のような、これまでになかった全く新しい物理学的現象なのか。もしくは、最終的には地球外生命体によるものだという可能性もあります」とHippke氏。
はるか遠い宇宙から何らかのメッセージを送る生命体がいる、その証拠になりうるのかもしれない。
<海外の反応>
そういえば俺たちの中には、宇宙に向かって電波を送り続けてる人たちもいるよね。それを考えると、他の惑星でもそういう連中がいるのかもしれん。宇宙は広いし・・。
187.5の倍数かぁ〜だったら俺たちもそれに合わせた帯域で電磁波を送るといいかもだなw
1万分の5って、2千分の1じゃないの?
↑そうだけど、「1万分の5」の方が響きがロマンチックだろ?
たぶん奴ら、アルフが送り続けてたシグナルを受け取ったんじゃねw?「人種差別だ!」ってことで宇宙人も激おこ。抗議のメッセージを送ってるんだよ!
アルフ懐かしすぎワロタwwwwww
SF小説の序章のようで、個人的には興奮を禁じ得ない。
[追記]
1万分の5について:Hippke氏の論文を見たところ、n<0.05という記述があったので、おそらくそれをメディア向けに分かりやすく言った結果なのだと思います。統計的には有意義な結果のようです。
コメント
コメント一覧 (41件)
10,000分の5って・・・・偶然でふぁ・・・
例えいたとしても宇宙200億年の時間の中で、たまたま今栄えてる文明同士がかち合うかねぇ
1/2000って割と高いだろ
仮に知的生命体が居たとしても
何十億年も前の信号ならすでに滅亡してそう
だよな
送ったことすら忘れてるわ
何らかの「落ち着く要素」があってその数値に収まっているのでは?
平らなテーブルだと思っていたのが、中央が極僅か窪んでいて、そこに集まっているような感じで。
その窪んでいる理由を人類がまだ見つけていないだけとか。
うわ!スゲ~!そりゃ宇宙に8000億の銀河あって、その銀河には1000億の恒星とそれ以上の惑星が存在することを思えば地球外知的生命体は絶対いるに決まってるわ!
と思いながら読んでたけど、10,000分の5てw
宇宙スケールの確率から言って自然現象だろ?これw
これは本当に太古の地球外生命体によるものだと思いますね
科学的な原理は分からなくても自然発生的なものか人工的なものかぐらいの判別精度は99%以上ある
高速電波で切るなよ。W
電磁波の速度=光の速度は基本的に不変だぞ?
高速なのはバーストの方だ。
光より早い移動方法の発明を望む
発信源を確認しに行こう
2000分の1って定義がよく分からん
何らかの既知の天体パルサーが2000回信号を発生させたとき1回起こりうる程度の確率ってこと?
2000分の1の確率の放出が、ずーっと連続的に繰り返されているってんなら、すごいけどさぁ。
他の星にメッセージを送りたいなら、もっとモールス信号みたいにキャッチーな発信をするでしょ。。。
「受け手にいちいち分散度を計算させるなよ」と言いたい。上から目線でこっちの知性を試してるわけww?
測定器の分解能が187.5の倍数って事なのでは?
そのパターンの電磁波だけしか観測できなかったとか
地球まで届かなかったってだけで
他のパターンの電磁バーストも同じくらい発生してるんじゃね?
>これが人工的なシグナルではない事が確実視されるようになった
???
リアルコンタクトくるー?
2000分の1ってソシャゲのガチャのSレア当てるくらいか
こう書くと大して低くないように思える
5/10000はあくまで現時点までのデータでだぞ?
11回目、12回目と来れば、というか来るだろうし偶然でないのはほぼ確定的
確率が微妙で吹いた
ラジオの電波は1光年で只のノイズに変わってしまうので、100年出し続けている地球の電波は100光年の範囲にいる知的生命体に捕捉される事は無い。って記事を昔読んだな。
何十億光年も形態変えずに届けられる電波ってすげー。
宇宙を信じてる奴とかまだいるのか
実はオレの頭はその電波を受信できるんだ
いつも同じパターンで指令が飛んでくるんだ
※12「他の星にメッセージを送るなら、もっとモールス信号みたいにキャッチーな発信をするでしょ。。。」
そりゃ一日が24時間の地球に住む人間の1837年以降の科学水準ならモールス信号のスピードがキャッチーかもしれないけど、相手も同じだとは限らんからな。宇宙人の考えた最もキャッチーな交信方法なのかもしれない。人間もボイジャーのゴールデンレコードみたいに自分目線で知性を試してるから。
確率論からすると宇宙生命体はいるっていうことになっていたと思ったが
(ある程度条件を整えてやると割りと簡単に生命に近しいものができる実験から)
それでも宇宙の広さから遭遇確率はゼロに等しくなるだったかな?
>2013年以降、これが人工的なシグナルではない事が確実視されるようになった。
1/2000の確立で起こる自然現象だね。
マクロスまだですか?
ニア_7みたいなのが来たらどうすんだ
奴等が地球に来れる能力があるなら 地球の負け
こっちから行ける能力があるなら 地球の勝ち
それで優劣が決まる 支配云々もそれできまるだろうね
地球上の人類同士の関係も 誕生からずっとそうだったろ
>これが偶然である可能性は10,000分の5の確率。
物理学の検証ってもっと確率が低くないと駄目だったような。
数十億年も前から地球を遥かに凌駕する文明があったというのか
なんだか想像もつかない世界だな
187……送らなかった?電磁波〜
某!スプートニクやそれ関係のデブリは…ごめん、出すなって!!
宇宙人かあ
浪漫だなあ
最初の挨拶はどうすんべえか
所ジョージとネコジュースを思い浮かべました マル
また単位換算のミスかな、そろそろメートル法にしなよ。
とりあえず日本はポッポを調査員として差し出すべき
あー、これ検知器のノイズですわ
現代科学ですら光学ステルスの段階まできてます
宇宙空間を旅してやってくる異世界の高知能生命体が
その乗り物を野蛮な好戦的人類に、意図もなく、さらけ出して飛行する訳がない
1個本物があったならその○10倍は居ると思え
アルフ面白かったな
宇宙人は100%いるけど100%会えない
俺がトイレでお尻から出してる周波数と一緒だわ
何でもかんでも宇宙人のせいにしたがるから天文物理学者は他の物理学者からバカにされるんだよ。
バースト時には大量の自由電子などが過密に漂ってるんだから、その状態密度がバンド構造をとって数学的パターンを返すのは自然なこと。
観測するだけで結果の考察は他の学者に丸投げ、じゃあ子供でもできる。
学者の恥さらしだわ。