イギリス・ロンドン中心部に位置する地区コヴェント・ガーデンでは、宙に浮く建造物が行き交う人々の目を奪っている。
まるで上空から無理に引き抜かれ、土台部分が真っ二つに破壊されたその瞬間を捉えたような印象を受けるこの建物。実はこれ、目の錯覚を利用したトリックアートである。イギリス人アーティストのアレックス・チネックさんにより設計された野心的な作品だ。
コヴェント・ガーデンに出現した「宙に浮かぶ建造物」
この錯視を利用した建造物、題して『Take my Lightning but Don’t steal my Thunder』を生み出したのは、イギリス人アーティストのアレックス・チネックさん。
ここコヴェント・ガーデンでは、この謎の建造物に行き交う人々が首を傾げている。
石造りの重厚感ある作りとなっているが、素材は発泡スチロールなどにも使われるポリスチレンの一種。なるべく軽量な素材を使い、鉄製のフレームで固定。
写真右にある緑色の売店部分で、建物上部12メートル長のフレームを全て支えているという。
500時間にも渡る入念なペイント作業を駆使し、周りとも完璧に調和した、まるで本物にしか見えない”石造り”の建造物を表現した。「本物とは見分けがつかない」とチネックさん。宙に浮いているようにしか見えないのは、本当に驚きだろう。
なお、この建造物は今月24日までの展示となる。
<海外の反応>
スゲー!!!
すごいな。支柱を触ってみたい!!
これこそ真のアートだと思う。人々を立ち止まらせるほどの驚きや魅力があるものこそ、本当に素晴らしいものなんじゃないかな・・と考えさせられるね。
最高のトリックアートだね。素材も石にしか見えないし、どんだけディテールにこだわってるのか、一目見ただけで分かるもんw
クリエイターの創意工夫には言葉も出ないほど驚かされたわ・・。こうやって皆が見れるような形で作品を公共の場所に置いてるってのは、素敵なことだよね。
これ、もうずっと置いといてくれよ!なんで24日までなんだあああああ!
素晴らしい工学技術だとは思うが、錯覚とは違うくね?実際に土台部分と浮いてる部分は切り離されてるわけだし。錯覚ってのは別の角度から見たら成り立たないものだろ?
実際に観に行ったが、これ凄かったぞww
トリック自体は単純なので、色々な応用がききそうですね。
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