おデブが電車でゲームボーイアドバンスしてて爆笑なう（笑）

電車なう（笑）
一人で３席分占領しとるおデブ（笑）
ぴーやと二人でばくしょーなう。

そして、ゲームがくっっっそ古い！
ゲームボーイアドバンス（笑）

日本最大の掲示板2ちゃんねるのスレッド「デブが電車でゲームボーイアドバンスしてて爆笑なう（笑）」で投稿されたこのツイートが、海外メディアでも紹介され多くのコメントが寄せられています。

外国人たちはこのツイートに何を思ったのか、コメントを抜粋してみます。

＜海外の反応＞

今日学んだ人生の教訓。人生とは敵を作るものではなく、友人や味方とともに過ごしていくべきものである。意地悪であれば信頼はなくなり、自分は他人を貶めることでしか優越感を得られない人間だと周りに言ってるようなものだ。

他人が笑顔になれることを口にできないのならば、黙っておくべきだよな。

でも正直さ、誰かが太ってるとかゲームボーイアドバンス持ってるとか、普通気にするか？

日本では太った人は本当見ないもん！俺が行ったときは、まるで肥満なんて存在しない国のようだったよ。だからおそらく彼は毎回こんな感じで言われてると思うわ。そう考えるとマジで可哀想だ・・

酷く冷淡なことを言ったりするのが楽しいってのは間違いないね。

ロバート・A・ハインラインは自著で「笑いは暴力である」と書き記しています。笑いには必ず誰かの犠牲、悲劇が必要なのです。その意味で、外国人のコメントにある「酷く冷淡なことを言うのが楽しいのは間違いない」というのはその通りでしょう。

人間は人間を傷つけ合い、殺し合い、それを笑い飛ばすために生まれて来た。それこそ人間の持つ最大の皮肉だ、といったのはアラン・ムーア原作『ウォッチメン』に出てくるコメディアンでした。ツイートの主の行動は称賛もできませんし、正直面白くもありません。しかし、笑いがあれば、必ずその裏には暴力という呪いが潜んでいます。

笑いを祝福する世界というのも、素敵なようで、酷いものですね。

＜海外の反応＞

人によっては痩せるのが難しいんだ。自分の話をするが、普通の人と同量の食事でも太ってしまうんだわ。皆には面白半分でからかわれるし、落ち込んで、今は鬱状態。仕事もできなくなったし、どうやって死のうか考える毎日・・他人をデブだとからかうことがどれほど他人の人生に影響するか考えてもらいたいなぁ。

テクノロジーが進化したおかげで、簡単に人を傷つけられる機会が増えたよな。本人にとっては一瞬楽しいかもしれんが、どれだけその”何気ない一言”が相手を傷つけてるのか・・面と向かって言うわけじゃないから、気付けないし。

にしても、2ちゃんねーらがこういう加害者を正義の目で監視してるってのはいいことだな！

彼女がこんなツイートしたのは浅はかだったと思うが、だからといって彼女の個人情報を晒したりすんのは違うと思うわ。マジでネットオタクは痛ましいわ・・

今後もこのような事例はどんどん出てくるはずです。

だからといって、さも鬼の首をとったかのような行動に移るのは知性に欠けますね。ではどうすればいいのか？それを考えずして、個人攻撃ばかりしていてもネット社会は良くならないでしょう。

ネットはまだ黎明期なため、ろくなルールなどないようなもの。皆さん一人一人の声や考えが未来のルールになっていく可能性も十分あるのです。暴力は絶対になくなりません、そこに労力を割くのは無駄な骨折りです。

では加害者や被害者を目撃した際はどうすれば対処していけば良いのか。一緒に知恵を絞ってみませんか？