2015年に亡くなったイギリスの人気作家、テリー・プラチェットさんの未完の小説を「道路舗装用の重機で踏みつけ破壊する」という儀式が執り行われました。
なんとこれは本人の遺志によるものでした。
テリー・プラチェットさんは、風刺的な内容で人気を博したファンタジー小説『ディスクワールド』シリーズの作者。アルツハイマー病のため2015年3月にお亡くなりになりました。
そんな彼が最期に望んだのは、自分の書きかけの作品を壊してほしいということでした。
「プラチェットは生前、自分が取り組んでいる作品を道路に置き蒸気ローラーで踏みつけてぺちゃんこにしてほしいと話していた」と、彼の大親友で小説家のニール・ガイマンさんがタイムズ誌に明かしています。
About to fulfill my obligation to Terry @SalisburyMuseum @Wiltshire_flo pic.twitter.com/B0xr3V5Cbg
— Terry Pratchett (@terryandrob) 2017年8月25日
<海外の反応>
プラチェット「ちょおま、あれ冗談だったんだが!?」
つーか、わざわざ蒸気機関で動くロードローラーを用意したってのがオツだわw
本人の遺志なら尊重するけど、こんな終わり方いやだよ(泣)
書きかけの小説だけが入ってたのでしょうかね?(ニヤニヤ
↑俺も死後はHDDを誰かに物理的に壊してもらいたいわ。
だって未完成の小説が何本もあるし・・!『ディスクワールド』懐かしいー好きすぎて何回も読んだの覚えてる(*^^*)
故人の血と涙と努力の結晶を潰すみたいで嫌だ・・・
どんな形であれ、その人の遺志が叶ったならよかった
改めてご冥福をお祈りします
データは全壊し、幻となってしまったテリー・プラチェットさんの小説。
このハードディスクは今後、ソールズベリー博物館にて展示される予定だと言います。
プラチェットさんはSF・ファンタジー作家として広く愛され、毎年のようにベストセラーに入る人気作家でした。彼が最期まで世界に発信し続けた独特なユーモアセンスはこれからも多くの人々の心に残り続けるのでしょう。
<海外の反応>
あの世に行っても俺たちを楽しませてくれるとか、ありがたいね
これで終わりだと考えると悲しい(´;ω;`)ブワッ
いちファンとしてめっちゃ辛いわ
↑悲しまないで笑ってあげよう。
それが彼の望みだったんだろうし。ファンにはたまらないごみになったなw
数年後バックアップが見つかって「幻の作品」として発売されたりしてw
一方ダグラス・アダムズ氏(『銀河ヒッチハイクガイド』で有名)の家族は未完の作品を「本人の遺志に反して」出版してたよな。金のためにエグかったわ
天国で笑ってくれてるといいですね
ディスクワールド騒動記〈1〉 (角川文庫)
発売日: |
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コメント
コメント一覧 (23件)
重機で書斎を破壊するのかとおもったら意外と地味だった
原稿用紙をペチャンコにするのかと思ったらハードディスクなのか
※2
今時FAXなんかを使っている日本でさえ原稿用紙で小説書く奴はいない
パソコン使えない人は使ってるが
太宰治「うらやまc」
最後の写真が粉々になったプラッタとかじゃなくて
イマイチな壊れ方のガワと基盤なのがなんかモヤッとする
実は恥ずかしいロリ画像が満載だったてオチだろ
中味はバックアップ取って保存されてて欲しい。
中に入ってるの書きかけの原稿じゃなくてエロ画像でしょ?
何故ドリルでやらない
いつか画期的な復元技術が開発されてハードディスクの内容が完全復元される日が訪れるであろう。
ガイマン?
普通はゲイマンと表記するけど…
中身をバックアップしてはいけないって、ちゃんと遺書に書いておいたのかな?
言うほどいい話か?
で、どんな本出してたの?代表作を書いてよ
なんか復元できそうでスッキリしない…
※14
ディスクワールドだ!
そう書いてるだろ。
日本語読めますか~?
そいや太宰治の黒歴史ノート晒されてたな。自分のこと美しいとか書いてあったりしてたやつ。
おれのHDDは次の人のおかずになってほしい
どの程度の形になってたのかは分からんけど
書きかけの小説を読まれたくないって、本人の意志を尊重すべきだろうな
いい話じゃないか
パソコンに詳しくない物書きがHDDを潰して欲しいと遺言をし
それを忠実に実行した結果、中途半端な破壊に終わった
ちゃんとドリルで穴開けるとかしたほうが良いんじゃないか?
> 書きかけの小説だけが入ってたのでしょうかね?
良い口実ができたね
こんだけ壊れていたら絶対読めない。
というか最近のやつなら、カードを外して水につけておけばOK
カードはパキっと折る。
死後確実にHDDを破棄してもらう方法