末期ガンの妻を殺害した73歳のイギリス人男性が殺人罪を免れた。男性は一緒にあの世へ逝くことを約束し「愛の行為」で妻の喉を切り裂いた。
殺人罪を免れたのはマンチェスター在住のグラハム・マンスフィールドさん。
去年3月、末期ガンの妻ダイアン(71)さんから「容態が悪化したら自分の命を奪ってほしい」と頼まれたようだ。「今まで聞いた中で最も悲しい言葉だった」とグラハムさん。しかし愛する妻の頼みを聞き入れ、心中することを決めた。
妻の最期の言葉は「準備はできています。音は立てませんから」だった。グラハムさんは庭先で妻の喉元を切ると、その場で泣き崩れ、彼女を抱くきしめたと言う。
<海外の反応>
なんて悲しい話なんだ・・
うちの嫁も50歳にもなってないのに乳がん末期で骨に転移して激痛に苦しんでる。誰も助けられず、誰も気にしない。もはやお互いだけが頼り
泣いた
情状酌量で無罪です!!
こんなの仕方ないやろ、だって最愛の人だぜ?(´;ω;`)心中を試みたってことは自分はどうなってもいいと考えたんだろうね、凄い覚悟と愛情だと思う
10代の時に母親をガンで亡くしたけど48歳になっても未だに忘れられない。患者とその家族に十分なケアが行き届くようしてあげてほしい
グラハムさんは薬を過剰摂取したものの、心中は失敗に終わり自首。医療報告書によれば、ダイアンさんの余命は残り1〜4週間ほどだったそうだ。
過失致死罪が成立し、グラハムさんは執行猶予2年の判決を受けることに。
「陪審員がグラハム氏を殺人罪で無罪としたことを非常に嬉しく思いますが、現在の法制度では、彼には過失致死罪に対する弁護がありません。これは文明国とされる我が国にとってショッキングな状況であり、1日も早い法改正を望みます」と弁護士のレイチェル・フレッチャー氏は述べた。
<海外の反応>
こういうニュースを読むたび尊厳死を認めない法律がおかしいと感じる
はやく法改正しろや
この国は安楽死を認めないからねぇ〜
少なくとも夫が殺人罪を免れたのは正義が行われた証拠
グラハムさんがどれだけ苦悩したか
俺たちには想像もできないよな
「他の人にはこんな苦痛を味わってほしくない」ってグラハムさん言ってたみたい。心優しい人なんだろうなと
マジで法をどうにかしてくれ
つらすぎる
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コメント
コメント一覧 (34件)
ふふふ。ここまで計画通り
睡眠薬か何かで眠らせての所業だよね?そうだよね?
そういえば、イギリス文学にはこの手の「高瀬舟」系の話ってなかったな。
苦しみを長引かせるよりは安楽死させてあげたい
世の中にはそんな人が間違いなく居るから法整備してほしいね
アメリカだったら銃殺でもっと楽に死なせてたね
末期ガンの激しい痛みを迎えて、もう今後の意識を失うであろう強い鎮痛剤を投与する決断と、本人の意思に沿った尊厳死を選ぶことと、どれほどの違いがあるのだろうか。
本人も遺族も皆、同じような苦渋の決断を経た末に、現代日本における「病死」を迎える。そんな過酷を経験した人にとって、尊厳死を否定する論理の如何に軽いことか。
無理心中って後に死ぬ方が大体死なないのでダメです
>>4
この人は本当に望んだんだろうが
現実は病気になって辛くても死というものを恐れ生にすがり付く人間も多い
お手軽に安楽死させられるなら、本人の意志と関係なく介護したくないからとか遺産目当てにさっさと死んで欲しいからとか身内に工作誘導される可能性も大きくなる
だから簡単に安楽死法案なんて作れないんだよ
そら助かる見込みなく激しい痛みに耐える家族を見たら楽にしてあげたいよなぁ
自決してケジメ付ける覚悟もあるし収監しても意味ないよな、あるとしたら自殺防止くらいか
>>8
簡単に作れなくても議論は進めてもいいよねぇ
>>8 残された時間をどう過ごすか考える人も居るし。諦める人も普通に居る。
当人が苦しいのに安楽死という選択が無い方が酷いと思う。
重病人に工作なんてしない、ほっとけば死ぬのだから。
お手軽に安楽死というか、
安楽死という選択があってもいいだろ。
そうか。あかんか。
>>7
そうかもしれんが、そもそも無理心中の話じゃない
>>12
ありゃ泣いたわ 救いが無さすぎる
>>11
現実に起きてますけどね
それに余命って基本的に短めに言うから、それ以上生きる方が多い
もはや死も間近で避けられず、ただただ酷い苦痛を味わい続ける為だけに生かし続ける理由がどこにあるのかね
本人がその苦痛を耐えてでも生き続けたいと言う意志があるなら延命措置も必要だろうけど
多分もう癌によって四六時中痛みに苦しむより、喉を切り裂かれて終わらせてもらう方が、痛みと言う意味でも遙かにマシだったんだろうな
その後自殺したっていうの最近知ってショックだったわ
ただただ悲しい
日本でも安楽死・尊厳死が認められ、介護疲れによる殺人も無罪ないし軽罪であってほしいと思う。
とくに死ぬのが高齢者の場合は「どうせ生きててもすぐ死んでた」という点で情状酌量されるべき。
日本でもあったよな…
余命宣告された時点で安楽死の選択ができるようにしてほしいわ
最後くらい安らかにいきたいよ
ドクター・キリコ先生は必要だったんだ
>>12
それと似たようなケースで、生き残っちゃった娘が懲役か何かになった事件があったのに何か思い出せなくてモヤモヤする
快癒の見込みが無い(複数の医師による診断)
本人が意識のはっきりしている時にそれを求めている
家族、親族の同意を得ている
安楽死を認めるにあたって他に必要な条件って有るのかな?
>>4
今のままだとそう望んでも法的や物理的に誰かの手を汚し、本人にも苦しい手段しかないのがね。
結局のところ今は苦しんで最後を迎えないといけないが、導入できれば本人が薬物で眠るようにできるのに。
>>22
録画あるいは前もって第三者(弁護士、医者、友人などの保証人)に本人が通告しとく……かな
んで意識があるならまばたきでもキャンセルできること
こういう人には選択肢を与えてあげて欲しいけど、残念ながら世の中はそれを悪用する人間が多いからな
悪人からしたら意識不明の末期患者なんてカモでしかないから法整備するのは難しい
尊厳死は必要よな
高瀬舟じゃないが、安楽死は急務だと思うわ。
中学生の頃、母が末期ガンで亡くなったのを思い出した。
最期の方は痛みに浮かされながら「殺して」「もう死なせて」と泣きながら力なくベッドに横たわっていた。
母の状況から父と兄と相談して延命治療しない方向で決めた時、いつもは気丈な父やプライドの高い兄が号泣するところを初めて見たなぁ…
日本が尊厳死を認める国であったなら、きっと私たち家族は迷わなかったと思う。
>>12
あの人釈放されてから自殺して本当に亡くなってしまったしな
>>8
さっさと死んでくれって思われたくない、肩身狭くなりたくないっていう老人のお気持ちに付き合うために激痛にのたうちまわる病人の救いが奪われていいのかって思う。
自分だったらどっちの方がマシかと考えれば、生にしがみつくのが多少気まずくなるよりも、死を渇望しても許されない方が到底地獄なので安楽死推進派ですね。
てか、子供を将来の保険としてアテにして産んで、有料施設入れる金も用意せんような生き方してたら重荷に思われんのは普通やろ。
逆に子供を“自分より”大切に愛情持って育てた親には、子供も自分の生活犠牲にしてまで介護しようとしたりする。
まぁ結局破綻して失職して心中パターンとかなるけどね。
でも、そういう子供の事を1番に愛してる親って、自分の介護でボロボロになる子供見たくない、死にたいって言うよ。
本当に、優しい人ほど残酷な思いをする状況だと思う。せめて“死”という終わりは、穏やかで認められたものになってほしいです。
法が裁かなくてもこの人は自分を許すのかな
こういうのが一番始末悪い
死ぬ自由、死ぬ権利。
悪用されるかもしれないなんて理屈で奪わないでくれ。
法整備次第で悪用なんていくらでも防げる。
生きることが正しいという価値観を他人に押し付けないでくれ。
安楽死は認められて良いと思うだよな
苦しまず逝けるなら本人も幸せだ
犬猫には安楽死させる人間が自分らは駄目とかそもそもおかしい