現実世界では宇宙空間は真空のため音が聞こえません。しかし仮に太陽の音が地球までやって来れたとしたら、我々は毎日どのような騒音にさらされるのか。
米サウスウェスト研究所の研究員がある興味深い思考実験を行なっています。
「太陽は耳をつんざく大音量」と語る、太陽物理学者クレイグ・デフォレスト氏。
太陽の表面には一つ一つが米テキサス州ほどの大きさの「細胞」が無数にあり、そこでは絶えず高温のプラズマが上昇・下降する対流現象が生じています。
一つの「細胞」あたり音の強さは200W/m2で、これは“パトカーのサイレン音”に匹敵する大きさ。太陽の表面積は地球の約1万倍あるので、太陽自体が発する音は「けたたましいサイレン音で包まれた地球が1万個あるのを想像してほしい」とデフォレスト氏は語っています。
テキサス州の大きさの「細胞」捉える
<海外の反応>
地球が1万個をまず想像できないっていうwww
本当、どんな爆音なのか想像もつかない
こういう空想科学すこ
太陽の音はこれね
難聴の人がインプラントで耳が聞こえるようになった時に太陽の音がしないのに驚いた、って体験談を色々と読んだことがある
太陽は暑い夏にうるさくなるなーってガキの頃思ってたが、セミの声だったよ
俺のノイズキャンセリングヘッドホンが火を吹くぜ・・!
もちろん地球は太陽から遠く離れているため、我々の耳に聞こえる音はいくらか減衰します。
デフォレスト氏の計算によれば、地球に届く騒音は100dbほど。
これは“電車が通る時のガード下”ほどの大きさに当たり、もしも宇宙空間に大気があったならば、人間は日中この音に悩まされ続けていた可能性もあります。夜中は太陽に背を向けるため、少しはマシになるでしょうが・・。
<海外の反応>
なんだ、うちの鬼嫁よりもうるさくないやん!
太陽から音が聞こえてたら地球上の生物は耳を進化させなかっただろうよ
↑それは自分も最初に思ったw
音の速さは毎秒340m。太陽から地球まで1.5億kmあるから、太陽の音が人間の耳に到達するのにかかる時間は13.9年ってとこか
↑太陽が消滅すれば光は8分で消えるが
人間が凍死してもなお音は鳴り止まないめちゃくちゃダークな話だ(笑)
つーか宇宙空間に大気があれば太陽の爆音が衝撃波となって惑星を襲うだろw
面白い!
Apple AirPods Pro
発売日:2019-10-30 |
ロウソクの科学 (角川文庫)
発売日:2012-05-27 |
コメント
コメント一覧 (19件)
キャラメルポップコーンやんけ
宇宙空間は偉大
離れ過ぎてるから聴こえないってことか。
水星当たりでは、かなりうるさいんかな。
考えたことなかった、面白い話題と動画をありがとう
そんな音気にしない生物として誕生してるだけだろ
太陽音発電というエコシステムが発明されたかもしれん
騒音に擬態して狩りをしたり太陽音を活かした和音のさえずりの鳥とか
聴覚・発声系の進化が面白い事になってそう
>>太陽から音が聞こえてたら地球上の生物は耳を進化させなかっただろうよ
この研究者は「大昔から聞こえていたら」という前提は置いてない
つまり音が今日明日届き始めたらっていう思考実験と考えていいわけで、進化論の話はしてない
どうでもいいけど太陽細胞の写真にちょっち集合体恐怖症が発症するんだが
そもそも太陽の音は真空で伝わるのか
衝撃波なら地球に到達してから音は聞こえると思うが
衝撃波も伝わらないんだろうか
教えてけろ
>>10
真空なら音は当然のこと、衝撃波も伝達物質が無いから伝わらない
この仮説はあくまで宇宙空間が空気で満たされていた場合を考えてると思われ
その場合地球が太陽の周りを高速で移動する音の方がうるさそう
秒速30kmだっけ?
>>3
野暮だけど、音が伝播する媒介がないからねぇ
>>10
動物は空気や水の振動を音として感知するように進化してきたから当然媒体のないところでは聞こえない
一方で、音は日中に比べて夜間は伝播しやすくなるなどの現象があるから
太陽の活動によって地球上での音環境が影響を受けるという意味では
擬似的に太陽の音を抽出できるなんてことも不可能ではないかもしれない
これは思考実験であって、実際に宇宙空間が空気で満たされたとしたら
星の重力に引き寄せられて結局真空に近い状態に戻るだけやろ。
>>3
お前バカw
空気がねーから音が伝わらねーんだよwww
>>10
衝撃波っていうのは音速を超えた空気の波だからな。
真空だと衝撃波はない。
核爆弾も宇宙空間じゃ大した威力は発揮できない。
>音の速さは毎秒340m
それ空気中の話な。
水中だと1500m超えるぞ。
テキサス州くらいの巨大な細胞がパトカーのサイレン音程度の音しか発しないってのも凄いな