西暦79年にイタリア南部で起きたヴェヴィオ山の大噴火。
ローマ帝国の古代都市ポンペイを消し去った歴史的大事件でしたが、噴火の高温ガスが犠牲者の破裂した脳を溶かしガラス化していたことが判明しました。
1960年代に掘り起こされた犠牲者の頭蓋骨からは「黒光りするガラス」が見つかっていたのですが、最近の研究でこれは「高温により破裂した脳が溶け出しガラス化したもの」だったことが判ったのでした。
ナポリ大学の研究チームがこの驚くべき調査結果を学術誌「New England Journal of Medicine」に掲載しています。
＜海外の反応＞
これはすごいわ…
自然怖すぎる
・・・即死だったことを祈るまでだ
この大噴火は“一瞬にして”何千もの命を奪ったって言われてるが、ある意味救いだよな。ジワジワ殺されるのなんかまっぴら御免だし
一瞬で体が溶けて蒸発してしまったのか！なんて恐ろしい死に方！
柔らかい組織もガラス化するんだね、石や砂だけかと思ってたが
犠牲者の方には申し訳ないが
科学の神秘って感じがして面白い
この「ガラス」には脳組織に由来するタンパク質と脂肪酸が含まれていました。
火山噴火で放出された高温ガスの熱は520℃まで上昇。襲われた人々の体内脂肪を発火させ、軟組織を蒸発させます。その後、急速に温度が冷えたことで溶けた脳がガラス質へ変化したと考えられているようです。
なお「ガラス化した脳」が見つかったのは今回が初めての事例でした。
＜海外の反応＞
もし即死じゃなければ、このガラスの塊の中に犠牲者の怨念が凝縮されてるのかな・・
ホラー映画の題材になりそう
合掌
科学者たちもこれが何か調べたのが凄いね！俺なら気にも留めないが！
↑頭蓋骨の内側にくっついてたらしい
ポンペイは行ったことあるけど
本当美しくも悲しい場所だったよこれフェイクニュースじゃねーの？人間の脳にはガラス化するための“素材”が入ってないって！
あわわわわ((((；ﾟДﾟ))))
 |
ポンペイ(吹替版)
発売日：2014-12-02 |
 |
【Amazon.co.jp限定】ターミネーター:ニュー・フェイト ブルーレイ版スチールブック仕様 [Blu-ray]
発売日：2020-03-04 |
コメント
コメント一覧 （39件）
＞これフェイクニュースじゃねーの？人間の脳にはガラス化するための“素材”が入ってないって！
ガラスの原料は石英の砂と石灰と植物の灰とDrストーンが言ってたが…
理論上ではすべての物質は急速な過冷却でガラス質になるらしい
なんか宇宙みたいなデザインだな
べつにいいんじゃね・・・
>>1
このポンペイの噴火での温度降下現象についてはまだほとんど解明されていないんだよな
高熱で頭蓋が爆発したとかの話もあるみたいだし、現在日本で見られるような噴火ではなかったんだろうなと
山の名前ベズビオ山 (Mount Vesuvius)
>>1
透明なアクリルやポリカーボもガラスの一種
人間の遺骨でも人工的にダイヤ作れるから不思議ではないな。
なぜか、銀河鉄道999のクリスタルの機械人間の悲哀を思い出したわ。
>>7
即死だったら不幸中の幸い…
一時期ストレスが溜まってた時に、逃げ場のない追い詰められた場所で溶岩がジワジワと迫り来る悪夢を見てたわ…
それから噴火の話を聞くと実際に遭遇したこともないのにトラウマ並に反応して嫌な脂汗が出てくるんだよね…
凄い以前に、
生きたまま溶鉱炉に晒されるとか、
可哀想にも程があるわ。
これ特大の火砕流にのまれたやつだよな。
オー、ノー！
人間の体にもケイ素は多量に含まれてるからなぁ。。
ガラスのハートはないのか
イタリア旅行で見てきたけど、ポンペイのそこら中に死体が転がってる。身をかがめた人、子供を守るように抱きしめてる人、カップルらしき２人が抱きしめあってるもの。どれだけの恐怖か分かるよ
ガラスの脳ってワードに手塚治虫の短編思い出した
まだ人体の形跡が残っているだけマシだよな
ピカの直撃を喰らった人々は影以外は跡形も無くなっている
溶岩が300km/hくらいの速度で流れてきたんだろ
粘度が高そうに見えるから普通はそんなに速度が出るとは思わないが
ガス化した溶岩が摩擦を下げ、その上にある溶岩がスーッと流れてきたと
>>2
bloodborne思い出した
ポンペイ郊外にいた時大爆発と轟音、それに衝撃波が来て本当にびっくりした
何とか逃れることができたけど市街地は全滅に近い、郊外ですら家族を含めほとんどみんな死んでしまった
脳ってガラス化するんだ…
医療用の死体とかから実験して本当に試したんだろうか
もしかしたら何百年もかけて周りの素材と融合して、ってことはない？
核兵器の被害者からも中にはこうなってしまった人もいたんだろうか
溶岩でやられるわけじゃなく、火砕流による高温のガスに捲かれて一瞬で体内の水分が沸騰し、破裂してしまうんだよ
>>18
溶岩じゃなく火砕流
高温のガスが進行方向や左右に吹き出しながら木々や建物をなぎ倒し人々を一瞬で燃やしていく
雲仙普賢岳の火砕流での被害者はどうだったの？
火砕流の熱だから即死だろう
普賢岳Google MAPで見たけどあの火砕流から30年位経つのに痕跡生々しいな…
めちゃ熱かったわ
ほえ～じゃあもしかして楽焼の引き出し黒とか脳ミ
本人は死ぬけど、美しい姿になってずっと残るのは凄い。
火砕流だと全身やけどによる焼死もあるだろうけど、
火砕流にまかれたとき吸い込んで肺と気管を焼けどして窒息も
まー４・５００度だから外側から水分が一気に蒸発するから即死じゃね？
蒸発するから死因はともかく熱を感じると同時に即死じゃね？
別サイトで火砕流の衝撃波でふっ飛ばされて叩きつけられた後
ドリフの金ダライみたいに石材が頭にHITな骨が出土してたがどっちがマシな死に方だろ
ベスビオ噴火の凄いのはポンペイを沈めたのは火山ガスが降りた一部分に過ぎず
土石流が降りた山の反対側には未発掘の都市が丸ごと埋まってるってとこ
そっちは大量の土砂が邪魔してるのと上に市街地が建ってて
お宝があるのは分かってるけど発掘できないんだと
これはポンペイじゃなくてヘルクラネウムという別の町の跡から出土したものだぞ。
ポンペイが一番有名だが、他にも三つの町が埋もれている。
ポンペイが一番掘りやすいので有名になった。
ヘルクラネウムでは、避難が遅れてボートハウスで船を待っていた250人ほどが犠牲になったらしい。
日本でも80年ほど前に、多くの人が一瞬で蒸発した出来事がありましてね…
>>34
船着き場か。なら海水で急冷却でも不思議じゃない
綺麗なガラスだなぁと思ってみたら
原料:脳でっか…
普通に灰はガラス化する、一番身近な例は陶器の釉、あれは灰を水に溶いて塗ることでガラス化させてる
ここで言うガラスとは「ケイ酸化合物」としてのガラスではなく「ガラス状物質(アモルファス固体)」を意味するガラスと考えればいいのか？
イネ科植物などはケイ酸を多く吸収するものもあるからそれを焼いた灰ならケイ酸化合物のガラスになりそうだが、ヒトの脳がケイ酸に富んだ臓器という気はしないんだが