アニメーター 日本

世界のアニメ市場は2019年に推定240億ドルを超え、8年前の2倍以上の規模になった。世界中でアニメブームが巻き起こっているが、なぜ日本のアニメーターは貧しい暮らしをしているのか。 米紙ニューヨーク・タイムズが掲載した特集記事が注目を浴びている。


日本で過労入院は”名誉の印”とみなされることもあり、アニメーターの給与は低く労働条件が最悪だ。なかには月200ドル(約2.1万円)という出来高給で働くイラスレーターも数千いる

本来、需要が増えれば才能ある人材を求めて競争に拍車がかかり給与が上がる。これはトップアニメーターの間では起きている。日本アニメーター演出協会によれば、アニメの原画を描く「原画マン」の年収は2019年に3.6万ドル(約382万円)にまで増えた。

ただ原画の中割りを描いてアニメーションにする「動画マン」の平均年収は1.2万ドル(約127万円)程度。低賃金なフリーランサーの多くを含まない数字だ。

一方でアメリカ人アニメーターは平均年収7万5,0000ドル(約800万円)。上級イラストレーターは6桁(1,000万円)を超えることを考えると、日本人アニメーターがいかに薄給かが分かる。

<海外の反応>


労働組合作ってストを起こすべき!それが資本家が理解できる唯一の言葉なのだから!


組合がないとこうなるのは当然
クリエイターは今すぐ団結すべきだろう



いやいや、ストしたところで誰も困らないほどの人がいるんだろ


1940年代のディズニースタジオみたい


年収127万円では食ってけないだろうに(´;ω;`)


資本主義というのはどこまでも有害なものになり得るもの。自分の仕事が好きで満足してるからって、こういう搾取させる構造を許しちゃいけないと思うの


日本から出て他の国でアニメーターやればガンガン稼げるのに


アニメに情熱を持ち業界で名を馳せることを夢見る若者がほぼ無限にいるため、彼らを低賃金で雇うことができている。問題の根本としてスタジオは賃金をあげる必要がないのだ。

日本のアニメスタジオはあまりに野心的で無理することが多い、と指摘する米アニメ制作会社MediaOCDのJustin Sevakis氏社長。「プロジェクト完了時に損失を抱える可能性もある。問題だと知りつつも、これが業界の構造であり、どうすれば良いのか誰も分からない」のだと言う。

アニメーターの労働環境は労働基準法に違反しているように思えるが、国や自治体はほとんど関心を持っておらず効果的な戦略を打ち立てられていない。

「クールジャパンは無意味で無縁な政策だ」と活動家の菅原潤さんは話す。

<海外の反応>


俺たちが何もしてやれないってのがツライ


こりゃ労働組合作っても同じだな、この職業に憧れる若者が「無限」にいるんだから。待遇改善を求めたストを起こしたところで「じゃぁお前明日から来なくていいよ」で終わるだけだ


それでもどんどん問題視していくしかなさそう


辞められても困らないほどこの職種につきたい若者がいるとは...


著名なクリエイターが声を上げれば
変わりそうな気はするが



従業員を大切にする京アニに拍手


菅原さんと同意見だ。人々を搾取して作ったクールジャパンになんの価値があるのか

アメリカ人アニメーターの平均年収800万円