市民化学に関連した画像-01

新型コロナウイルスの影響で自宅から出られず、暇を持て余している人々も多い昨今。

海外メディア『Space.com』はそんな人々に向けて、市民化学プロジェクト(アマチュアの人々に協力してもらう科学研究)への参加を提案しています。


米ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校のヘザー・リンチ教授は、ペンギンの生態に関する調査協力を求めています。その内容は人工衛星写真をもとにグアノ(鳥糞などが堆積して化石化したもの)に覆われた箇所を特定し、ペンギンのコロニーを探し出すというもの。

南極の生き物といえば、というほどに根強いイメージを持っているペンギンですが、実は最近になるまで、その生態はあまり詳しく分かっていませんでした。

「南極における調査がとても難しい、というのが原因ですね。でも人工衛星の画像からグアノに覆われているエリアの広さを割り出すことができれば、どれほど多くのペンギンが暮らしているか、かなり詳しく分かるんです」


衛星画像からペンギンのグアノ(茶色の部分)を見つける作業
http://www.penguinmap.com/mapppd
市民化学に関連した画像-02

ペンギンや卵を見つける作業
https://www.zooniverse.org/projects/penguintom79/penguin-watch/classify
市民化学に関連した画像-03


<海外の反応>


衛星画像からペンギンの糞を探す作業だって・・・?


試しにやってみたけど意外とハマるな
もう16日連続でペンギン探ししてるwww



実際、ペンギンの糞って衛星写真からも分かるほどに広範囲に残ってるらしいね


↑どんだけふんばったの(*´ω`*)


NASAの人工衛星のおかげで、今まで分かってなかったペンギンの糞…じゃなかった、コロニーが山のように見つかるレベルだからな


市民化学プロジェクトのWebサイト見てきたけど、ペンギンだけじゃなくて、似たような作業がわんさかあったよ


アフリカのサバンナに設置されたカメラで動物の大移動を観察するやつ、ちょっと楽しかった


これちょっとだけやって、就活の時に『自宅待機中は統計生態学の調査の手伝いをボランティアでやっていました』って履歴書に載せたろ!


もう一方の調査は『Galaxy Zoo(銀河系の動物園)』と呼ばれるプロジェクトで、銀河系の形を分類する内容になります。

英オックスフォード大学の天体物理学者クリス・リントット氏によれば、「そもそも銀河系が何なのかさえ知らなくとも、プロジェクトに参加できる」とのこと。思ったほどに難しいものではない、気軽なプロジェクトだとしています。

「銀河系の形を見れば、その歴史がわかります。ただ宇宙物理学者はその画像を持ってくるのは上手なんですが、データの分類はあんまり得意じゃないんですよ。そこで大勢の人々にちょっとずつ協力してもらうんです」



<海外の反応>


チマチマやるのが好きな自分にはたまらん


このプロジェクトの提供してるデータ、大学の修士で使ったわ。かなり有益な研究だよ


自分もこういう作業好きだから
ちょうどいい暇つぶしになるわ・・・



でもこの手の仕事こそ機械にやらせればいいんじゃない?早いし正確だし


↑パターンを覚えさせる作業は
アルゴリズム組むのがマジで大変なんよ



あー『この中から信号機の画像を選んでください』みたいな作業か。パソコン触ってるとたまに出てくるやつね


任せろ、クリック連打なら得意だぞ

隔離中、南極ペンギンや遥か遠くの天体に思いを馳せながら科学貢献するのもアリかもです
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