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ニューヨークを拠点に活動する料理人のエディー・ファン氏。味の素株式会社とともに、化学調味料への偏見を是正する運動をSNSで展開しています。


日本では『味の素』の主成分として知られているグルタミン酸ナトリウム。アメリカでは、『中華料理店症候群(Chinese Restaurant Syndrome)』を引き起こすと考えられており、偏見の対象になっていました。

『中華料理店症候群』とは、中華料理を食べた人が頭痛やめまい、動悸、背中などの無感覚といった症状に見舞われるという内容のもの。1960年代頃より広まり、特に中華料理に大量にグルタミン酸ナトリウムが含まれていたため、主な原因と考えられていました。

しかしこのグルタミン酸ナトリウムは、トマトや母乳などを代表として、多くの食品に含まれている成分。本来、病気との関連性は一切ないのだといいます。

<海外の反応>


『中華料理店症候群』。ひでぇ言葉だよな


何年も前から「根拠は一切ない」って言われてたと思うけどな。まだ信じてるやつがいるのか


「No MSG(グルタミン酸ナトリウム使っていません)」の看板を掲げるレストランも、最近では見なくなったよな


↑田舎住みだけど、まだその看板使ってる店あるよ


つい最近まで信じてたわ・・・


なんで中華レストランだけ悪者にするんだ。その辺のファーストフードだって、山のように使ってるだろ


グルタミン酸ナトリウム、って言葉は聞いたことないけど、なんかヤベー成分入ってるんだろうな、とは思ってる


市販のスープストックとかにも入ってるよね


最近、うまみ調味料として『味の素』使ってるんだけど、マジで最高だよ


こうした事実にも関わらず、この症候群は米国で最も著名なメリアム・ウェブスター辞書にも取り上げられており、「中華料理を食べると具合が悪くなる」という偏見は今でも根強く残っているのだとか。

この偏見を払拭すべく、味の素らはSNSで活動を展開。ハッシュタグ「#RedefineCRS(中華料理店症候群を見直そう)」を用いて、辞書の改定などを求めています。

エディー・ファン氏は「ただ改定するよりも、単語自体はそのまま残しておいて、脚注で『現代では使わない時代遅れの言葉』と書いておくのもいいかもしれませんね」とコメント。そういう言葉があった事実さえも失くしてしまうのではなく、最新の情報にアップデートするべき、という考えのようです。

メリアム・ウェブスター辞書より
「中華料理店症候群」
味の素に関連した画像-02

<海外の反応>


いやぁ、削除でいいんじゃないの?


最近の辞書は、「言葉の意味」が書いてあるというより、「その言葉を人々がどんな意味だと思っているか」が書いてあるからな


未だに信じられないくらいに偏見や差別が蔓延してるよな


ワクチンと同じくらいには信じてるよ


旦那や叔父が、未だにアジア系のレストランに行くと「No MSG」って言うたびにイライラしてるわ


フツーに食べ過ぎて具合悪くなっただけじゃないの?w


中華のランチボックスは正直ちょっと疑ってるよ


ドイツでは未だに悪の調味料だって信じられてるらしい


お前ら、騙されたと思って『アジシオ』使ってみろ。味の素と塩を合わせただけの調味料だが、最高の発明だぞ

なんでもとりすぎたらダメですよね
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