宮崎駿に関連した画像-01

ジブリ作品を海外に売り込むため粉骨砕身したジブリ海外事業部のスティーブン・アルパート氏が今年6月、自伝『Sharing a House with the Never-Ending Man: 15 Years at Studio Ghibli』を出版。

その中で宮崎駿監督独特の“過酷な働き方”について紹介している。


自伝より抄訳


・宮崎駿監督は絵コンテを5つのパート[A、B、C、D、E]に別けて作業する。これらは単に上映時間を20%ごとに区切ったものであり、演劇で言う構成パートとは違ったものだ


・パートAとBは、映画制作発表時にほぼ全て彼の頭の中で出来上がっている。そのためこの2つはよく考えたペースで作業されていく。彼がCに手をつけると映画制作が本格化し、アニメーターたちが描き始めるという流れだ


・しかしパートDに差し掛かると監督は「残りの尺で足りるのか」と疑念を抱くようになる。さらにエンディングも考えていないことが普通なので、それらを解決できず、完全に手が止まってしまうのだ。アニメーターはすでにDに追いついており、スタジオ全体が危機感に包まれる


・ここから宮崎監督は薪を割るなど、映画とは無関係のことを始める。スタッフがそれを鈴木プロデューサーに報告すると、鈴木Pは“木こり”の手を止めさせ、作業デスクに戻るよう促すのが日常だ


・予定を大幅に遅れているにも関わらず、パートEはまだ存在していない。上映時期が迫っているのに誰もエンディングすら分からないのだ。スタジオ内は極限のストレスで張り詰めた状況だ

<海外の反応>


急に薪割りじーさんになるとこ好きw


無理そうな公開日設定して自分たちを究極まで追い詰めてんのか!なんてマゾいじーさんなんだ!


極限のストレスが新しいアイディアを生むんだろうな


こりゃ周りもめちゃくちゃ大変だわw


はやく引退した方がいいのかもしれん


うるせえ!宮崎駿はこれでいいんだよ!


・いくばくかして、急にパートEが仕上がる。喜びも束の間、ここからアニメーターや他スタッフは労働基準法を完全に無視して映画完成まで働き詰めになる


・アニメーターは帰宅するよう指示されるが、帰ったフリをして、作業デスクに舞い戻る。制作支援スタッフも、仮に仕事がなかったとしても、アニメーターと同じだけ働く。日本伝統の”同調圧力“からだ。仲間が働いているのだから、自分だけそれをしないという選択肢はない


・このように宮崎駿監督の映画作りは並外れてストレスの多いものであるが、彼はそうあるべきだとも考えている


彼の口癖は「本当に失敗するかもしれないと思った時にしか人は仕事を頑張らない」だ。映画完成後はスタジオを閉鎖し全スタッフを解雇する、と言ったことも何度かあった


・アニメ映画は常に追い詰められた状態で取り組むべきもの、と宮崎駿監督は信じている

<海外の反応>


これがスタジオジブリが高品質を保ち続ける理由か・・!


鬼畜すぎワロタ


スタッフを脅すのはどうかと思うけどね。まぁでも適当な仕事しても許されると考える人は減るだろうが


んーそれでも残業は悪しき習慣だと思うわ


しかしクリエイターは脅され続けて良い仕事ができるんだろうか…


史上最高のアニメーターだしなぁ・・仕方ないと思ってしまう自分もいる・・

木こり監督、無理はしないでください><
吾輩はガイジンである。――ジブリを世界に売った男

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