
ブラジル・リオデジャネイロの国際ブックフェアでこのほど、同性愛を描いたある人気コミックが即完売する出来事があった。マルセロ・クリベラ市長が発売禁止を試みたのが発端だ。
今回問題視されたのは、マーベルの人気漫画『アベンジャーズ:The Children’s Crusade』。
本作には男性キャラ同士がキスをする場面が描かれているのだが、クリベラ市長はこれが国際ブックフェアで販売されていることを知り、急いで回収を命じた。
6日付で「青少年を守るため」とツイート、本作を名指しで批判している。
問題のイラスト

Esta é capa da #Folha deste sábado (7). Acesse https://t.co/OUrEFevL3e para ler mais. #folha #folhadespaulo #fsp pic.twitter.com/wru197Gpzi
— Folha de S.Paulo (@folha) September 7, 2019

<海外の反応>
今の時代にもなって本をBANしようとする人がいることに驚き
↑ピコーン!中東の国々がチャットに参加しました!
2012年発売のコミックだぞ
いまさら感はんぱねぇ
この市長さんが日本の漫画見たら発狂するんじゃなかろうか・・・
↑俺も思ったw
禁止すればするほど人は望むものだと思うけど><
市長を叩くのはよそうや。彼には彼なりの信条や価値観があるはずだし。僕は市長に慰めとして『piko』って名前の動画ファイルを送ってあげようと思う
↑YOOOOOOOO
回収作業のため市の職員が派遣されるも、無駄足になった。というのも、市民らが会場へ駆けつけ問題の漫画本をすべて買い上げてしまったのだ。20冊ほど入荷があったが、ものの30分で完売したという。
過去に自著の中で「同性愛は恐ろしく有害」と非難していたクリベラ市長。
国際ブックフェアでは”トランスジェンダー関連の書籍”や”LGBTQA+”などのイベントも行われていたことを考えると、市長の言うように、子供が手に取りやすい漫画に同性愛描写が出てきたことがマズかったのかもしれない。
<海外の反応>
ブラジルの新聞では一面に”問題のイラスト”がのってて笑う
コラも生まれてるゾ
市長「回収して発売禁止にするからな」
市民「全部買おうぜwwww」
クレイジーな人間をリーダーにした市民が悪いw
同性愛者嫌悪は時代遅れ
これが俗に言うストライサンド効果である(ある情報を隠蔽したり除去する努力がかえってその情報を広範囲に拡散させてしまう現象のこと)
マーベル関係者「タダで宣伝してくれてありがとうな」
いいね、こういう面白い話は嫌いじゃないよ
市民w
![]() | アベンジャーズ/エンドゲーム MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray] 発売日:2019-09-04 メーカー:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 カテゴリ:DVD セールスランク:1 Amazon.co.jp で詳細を見る |
![]() | みすず おいなりさん 16個 発売日: メーカー:みすずコーポレーション カテゴリ:Grocery セールスランク:76997 Amazon.co.jp で詳細を見る |