
学術誌『Organizational Dynamics』掲載の研究結果によれば、セクハラと告発されてしまうことを恐れ、同僚の女性との交流を避ける男性の割合が増えているといいます。
「#MeToo」とは、主にSNSを中心として、セクハラや性的被害の体験を共有する運動のこと。性被害を受けた女性が泣き寝入りせずに告白できるように、また同時に世間のハラスメント行為に対する意識喚起を行う目的があります。
しかし一方で、この「#MeToo」運動が過激化したことで、男性は女性をより意識的に避けるようになってしまった、という声も。
米ヒューストン大学が行った調査では、社会人男性のうち「27%が女性の同僚と一対一でミーティングをしたくない」「21%が密接なコミュニケーションが必要な仕事に女性を雇いたくない」「19%が自分の職場に魅力的な女性を雇いたくない」と考えており、去年度に比べて増えていました。
<海外の反応>
そりゃそうだろ、俺もぶっちゃけ嫌だよ。キャリアが傷付くリスクは背負いたくない
正直、もう自分の行動や発言がセクハラになるのかそうじゃないのか、全然わからないんだ…
俺は同じ内容の誉め言葉を男にも言えるかどうか、っていう基準だな。「セクシーだね」とか「カワイイね」じゃなくて、「その時計おしゃれだね」とか
↑あー、それ分かりやすくていいな!
よく行くお店で、おかしなジョークを言ったり、服装を褒めてくれる店員さんがいたんだけど…こないだ「今までのこと、すみませんでした。不快な思いをさせるつもりじゃなかったんです」って謝られちゃった。なんだかなぁ…
下ネタを言ったり、しつこく関係を迫るのはまあ論外として、服装や化粧を褒めるのもアウトっていうのはよく分からないんだよな
↑自分が性欲ムンムンのゲイのオッサンに、「今日もカワイイね」って言われた時のことを想像してみろ。それが職場の上司で、しかも毎日続くんだぞ
男とのコミュニケーションにはちゃんと気を遣っているのに、女の同僚にはどんな失礼なことを言ってもいい、みたいな奴は本当にいるよ
あらゆる行為がセクハラとみなされてしまう可能性のある現代社会では、女性との関わり合いを避けることでリスクを避けようとする意識が生まれた結果なのかもしれません。
またこの傾向は男性だけでなく女性にも見られ、去年度は10%以上の女性が「魅力的な女性を雇いたくない」と回答していました。
研究者のリアーン・アトウォーター教授は、以下のようにコメントしています。
「セクハラの基準について、男女では意識の差はないのです。どちらかといえば女性の方がセクハラの定義に関しては寛大ですね。『男はどんな振る舞いがセクハラに該当するかを分かっていない』だとか、『女はなんでもかんでもセクハラだとおおげさに訴える』といったような認識は、大きな誤りです」
<海外の反応>
つまり…どういうこと?
一部がおおげさに騒いでるせいで全体が迷惑してる、って話だろ
そんなに過剰に反応しなきゃいけないくらい、迷惑な男が多かったって話でもあるね
「男が女の同僚を避けている」って、まるで男が悪い事しているみたいな言い方も腹立つな
マイク・ペンス副大統領は面倒を避けるために、奥さん以外の女性とは絶対に二人きりで外食とかしない、って信条らしいね。絶対「MeToo」されないと考えれば、賢い選択だ
↑かつては警戒しすぎだって笑われてたけど、今はもう馬鹿に出来ないな
私も、「俺の友人とデートしてやってくれ」とか「あの同僚にエロいことしてやれ」みたいなこと、よく上司に言われたわ。セクハラ文化がまだ残っていることも事実よ
俺の職場にいる女性たちは、みんな親切で、仕事も出来て、困った時にも助けてくれる。色んな話をするし、お互いに尊敬しあっているよ。それじゃダメなのか?
リスクマネジメントの結果か・・
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