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日本でも大ヒット上映中の実写映画『名探偵ピカチュウ』

リアルなポケモンを生み出すため制作陣は並々ならぬ努力を重ねてきましたが、版権元の株式会社ポケモンとはひと悶着あったと報じられています。


『名探偵ピカチュウ』人気の要因のひとつは、極限までリアルに考察された、ポケモンたちのデザインや生態の描写にあります。しかしリアルさを追求すればするほど、本来のかわいらしさが損なわれてしまいます。

そのため版権元のポケモン社とは演出を巡ってかなりの問答があったよう。一例として挙げられたのが『ベロリンガ』の登場シーンでした。

映画の視覚効果を担当したエリック・ノードビー氏は『ベロリンガ』の特徴的な巨大な舌を天然ゴムなどの素材によって作成し、人工の唾液で覆うことに。ポケモン社が妥協するギリギリを攻めた上で、あのリアルな質感の『したでなめる』を再現したのでした。

しかし氏によれば、ポケモン社はあのシーンを嫌っていたと言います。


問題のシーン
名探偵ピカチュウに関連した画像-02

<海外の反応>

ベロリンガのベロがリアルでなにが悪いんだw

まあ正直、俺もベロリンガのシーンはキモくて好きじゃない

アニメとかマンガで、ベロリンガが人間を舐めて「うぇ〜〜」みたいな感じになるシーン、今までにもあっただろ。なんで実写だとダメなんだろう

子ども向けってよりは、大人が楽しむためにリアルさを追求した感じはするね

↑ウチの子も一緒に見たんだけど
シーンによっては難しくてよく分からないみたいだったわ


ポケモン社の方が映画の監修をすればいいのに

俺はリアルすぎて逆に映画に入り込めなかった・・・



また監督が『バリヤード』を映画に出演させるために、どのようなポケモンなのかを詳しく尋ねたところ、ポケモン社からは「分かりません」という返答ばかりで、ほとんど何も教えてもらえなかったという話も。

ポケモン社は『バリヤード』の出演をそもそも望んでおらず、制作陣に対して出演を取りやめるように説得を試みていたとも言われています。

名作の誕生の裏側には制作秘話がつきもの。実写版ならではのこだわりと苦労もあったようですね。


謎のバリヤード
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<海外の反応>

ポケモン社に勤めておいて、バリヤードを「よく分かりません」って言うのはどういうことw

↑たぶんだけど、「バリヤードはどんなポケモンですか?」みたいな簡単な質問じゃなくて、「霊長類ですか?」「肩にあるボールは何ですか?」みたいな込み入った質問だと思うよ。そりゃ「知らねーよ」としか言えんわ

ポケモンも長寿作品だからなぁ。種類が多すぎてスタッフが把握していないのも仕方ないんじゃ・・・

バリヤードはスゲーよかった。ポケモン社の意向を無視して正解

↑俺もバリヤードのシーンは好きだけど、周りの友達とかは「キモくて無理」って感じだったし、人によりけりじゃないか

まあ版権元からしたら、斬新すぎるアイデアは遠慮したいだろうしな。それにしてもちょっと過保護だけど

かわいいイメージを守りたいのかもしれないけど、あれ元のゲームも結構残酷だからな。カラカラなんて死んだ母親の頭蓋骨かぶってんだぞ

大変な苦労があったんだね、面白い映画をありがとう
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