One Thousand Paper Cranes(サダコの千羽鶴)に関連した画像-01

広島市平和記念公園にある『原爆の子の像』のモデルとなった、佐々木禎子(サダコ)。

彼女の半生がハリウッドで映画化されることになったのですが、主演に女優のエヴァン・レイチェル・ウッドが抜擢。サダコ、そして広島の物語でありながら、白人が主演をつとめる人種差別作品(ホワイトウォッシング)だとして、大きな反発が出ています。


映画『One Thousand Paper Cranes』のキャスティングが問題視されています。

本作では、絵本を通じてサダコを世界に紹介したアメリカ人作家エレノア・コアを主演女優エヴァン・レイチェル・ウッドが演じることに。しかし「白人女優が有色人種の物語に出てくる必要はない」「白人が活躍する人種差別作品(ホワイトウォッシング)だ」とする声が出ています。


ツイッターより

史実:
広島への原爆投下で日本人14万人以上が死亡

ハリウッド:
そうだ、広島原爆を生き延びた女の子を取材する白人女性の話を中心とした映画を作ろう



良い物語を伝えるのにいつも白人が必要だって?


被爆三世の自分は怒り狂っている。サダコの物語、そして千羽鶴の話は恐れ多いものよ。私たちの歴史を改変し、ねじ曲げ、黙らせることは、私たちが持つ共通の歴史感覚を消し去ってしまうわ。ハリウッドはくたばって!言葉も出ないわ!

<海外の反応>

白人が主演で出ないと映画化できない。ハリウッドの悪い癖だよこれ

ホワイトウォッシング反対!!

こんなバカげた話聞いたことないわ

ん?サダコは日本人が演じるんだろ?お前ら過敏すぎじゃね?

子供の頃に絵本読んだわ。あの力強いメッセージを世界に訴えるのに白人はいらないと思う。なぜこうも白人が出しゃばって有色人種の物語を描きたがるのかしら

↑マジレスすると白人いないと興行収入に影響するから

また『ラストサムライ』の悲劇を繰り返すのか

サダコに会ったことすらないアメリカ人作家のレンズを通してしかサダコの物語を描けないって。意味分かんないわ



本作のメガホンを握るリチャード・レイモンド監督は批判を受け、このように反論しています。

「サダコや他の被爆者の物語を忠実に伝え、彼らに最大の敬意を払うため、原作小説『千羽鶴』のイシイ・タカユキ氏と綿密な協力関係のもと映画化に取り組んでいます。

本作はサダコの視点で語られる作品であり、(寺島しのぶを含む)日本人キャストもおり、日本で撮影されます。これとは別に、サダコの千羽鶴が世界中に広まるキッカケを作ったアメリカ人絵本作家エレノア・コアの物語も伝えています。

サダコの遺族、広島平和記念資料館、広島フィルム・コミッションからは制作にあたり支援を頂いています」

<海外の反応>

サダコが中心人物なのに主演が白人女優っておかしすぎ!色んな人バカにしてるだろ

主演が日本人なら批判はおきなかったのに〜

お前ら映画見てから文句言えよw

サダコが主人公で、絵本作家は”ちょい役”なら許すよ

↑主演女優にエヴァン使っておきながら”ちょい役”はないだろ

多くの人がこれで広島のことを学ぶのなら
別に主演が誰であろうと構わないと思うけど


しかし原爆落としておきながらサダコの物語を描くアメリカってすごない?いい意味でも悪い意味でも

・・平和記念公園で笑顔で自撮りしてるバカの多いこと。敬意もへったくれもないわ。この映画がああいう無知な人々に届く作品であってほしいと心から願うよ

どんな映画かまだ分からないのに・・
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