
ホンダ自動車の英工場の閉鎖は、イギリスの自動車産業および雇用・経済面に大きな打撃になるはずです。しかしそれを回避するための”ある戦略”が提案されています。
「工場閉鎖を撤回すれば、金銭的な支援をする」というものです。
ホンダ社に対し「金銭的な交渉材料の用意がある」と示唆したのは、英国ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)のグレッグ・クラーク大臣。
クラーク大臣は2016年、日産自動車に対しても支援金6,100万ポンド(約87億円)を国庫から支出していたことが、今月4日に暴露されていました。こちらは「英国内でSUV『エクストレイル』の次期モデル製造を続けること」を条件としたものでした。
EU離脱の不手際に続いて、海外企業への巨額かつ不透明な支援。英国内からは政府の信用性を疑問視する声が絶えません。
<海外の反応>
もうやめてくれ!俺らの血税が!
ホンダどうこうより、日産にこっそり支援金送ってたことの釈明はよ!!
英国紳士「金の力で釣ってみるお」wwwww
このオッサン、さも「自腹切ります!」みたいなノリだけど。それ俺たちの税金なんだよ・・
ホンダもさすがに愛想尽かしてるだろ・・
イギリスは見捨てられたんだよ(´;ω;`)
仮にホンダが「やっぱ残るわ」ってなっても、車の電動化の流れは変わらないワケで。根本の解決にはならないのよね
へぇー俺らの税金が海外の企業を助けるために使われるんだーふーんなるほどねー
そんな金どこに隠してたんだよw
今までもっと使う機会あったろ
英国から撤退を決めた自動車産業ばっか目立ってるけど、雇用問題が深刻なのはここだけじゃないんだよな。どの業界も今は不景気だよ
ホンダ社の英工場閉鎖報道を受けて、英国では特別委員会が発足。クラーク大臣を筆頭に、官僚・労働組合・自動車産業・地方自治体が団結し、ホンダの引き止めを試みています。
一方でホンダは「工場の閉鎖はあくまでも車の電動化など、業界の情勢を鑑みた結果」であるとして、英国のEU離脱との関連性を否定しています。
しかし英国の「合意なき離脱」によって生じる関税は、ホンダ・日産・トヨタなどの自動車産業に対し、毎年1500億円ずつの損失を生んでしまうとの概算も。今回の工場閉鎖も、結果的に業績へのダメージの「予防策」となることは、まず間違いないでしょう。
<海外の反応>
「イギリスから出て行っちゃうなら、もうホンダ車は買わないからな!」って脅そうぜwwww
↑そもそもこっちじゃ誰も乗ってねー
高いんだよな、ホンダ車は
↑そりゃ性能クッソ良いからな。日本のサラリーマンにとっちゃ、ホンダ車を持ってることがステータスらしいぞ?
英国民が買わなくても、あれは「EU全体に関税無しで売り出す」ための工場だったから。関税が発生しちゃったなら、そらもう用済みよ
工場の設備自体は残ってるんだから、イギリス車の工場にして、そこで従業員を雇いなおそう
↑今が1800年代くらいだったら
需要はあったかもだが
ホンダが電気自動車に乗り出した時点で、そもそもこの工場に残された時間は永くはなかった。こんな延命措置じゃなくて、未来ある産業のために金を使ってほしいね
大好きな国だからあえていう。見苦しいわ!90億円くれるなら別だけど(*´ω`*)
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