実写映画『鋼の錬金術師』の海外での評価に関連した画像-01

歯に衣着せぬ辛辣なレビューが出ている、実写映画『鋼の錬金術師』。

欧米の大手メディアでは本作はどのように評価されているのでしょうか。以下、映画評集計サイト「Rotten Tomatoes」や「IMDb」に投稿されたレビュー(21日時点で計6サイト)を紹介します。


■英紙Telegraph(英文ソース
なぜアニメを実写化したのか。『金目当て』というのが根本的な理由に思える。これは原作ファンが実写化の結果を確認するためチケットを買い求めるだけの作品であって、一本の映画としては価値はない。

物語は終始投げやりで、初めてハガレンを見る人への考慮は一切ない。


■映画情報サイトFilm Doo(英文ソース
最大の欠陥は、ボリュームのある原作を一本の映画に詰め込もうとしたことだ。

そのため会話は台本を抑揚のない早口でなぞっているだけのように聞こえ、またファンに人気のキャラを目的もなく出しすぎていた。


■映画情報サイトSlashfilm(英文ソース
(B級映画好きの)荒川弘さんと一部のファンなら、この熟したB級実写映画が口に合うのかもしれない。しかしあまり一般大衆向けの作品とは言えないだろう。

安売りコーナーで投げ売りされる映画になるというのは運命づけられていたように思える。



■米誌Hollywood Reporter(英文ソース
ふざけた口調、日本人だけが住むイタリアの都市という文化的混乱、あまりに向こう見ずな物語展開があるため、ハガレン初心者は本作のストーリーを敬遠するだろう。


■米誌Variety(英文ソース
脇役の入れ替わりが激しいためか、本作ではあまり感情に訴える部分がない。演者はまるで長い出演者リストをただ消化するためだけに出てきたように感じられるのだ。

(中略)しかし最大の問題点は、山田涼介の説得力のない演技のせいで、エドが感じてきた罪悪感にまるで共感できない部分だろう。


■映画情報サイトBorrowing Tape(英文ソース
色鮮やかなビジュアルや荒々しいトーンの変化により、少なくとも退屈するような作品にはなっていない。しかし映画祭でオープニング作品になるほど良い出来か、と言われれば違うかもしれない。

ただ私はその大胆さは評価したい。

あっちの評論家は本当身も蓋もない言い方するね・・
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