
警察犬訓練士デイヴィッド・ウォーデルさんの元で忠実に働いてきた、ジャーマンシェパードのフィン君。彼はイギリスのハートフォードシャー警察で、犯人逮捕・失踪者の追跡などで様々な手柄を立ててきました。
そして2016年10月、彼の人生を一変させることとなった事件が起きたのです。
この日、訓練士のウォーデルさんとフィン君は強盗犯追跡で現場に駆けつけることに。

フィン君は自慢の脚力で逃亡中の少年(当時16歳)を追跡!静止させるために噛みついたのですが、犯人は刃渡り30センチにもなる大型サバイバルナイフを取り出しバサリ!

銀色に鋭く光るナイフはフィン君の胸を何度も貫き、彼の小さな身体を真っ赤に染めたのでした。さらに犯人は容赦なく、血の滴るナイフを今度はフィン君の頭部をえぐるように突き刺したのです。

自分以外の誰にも危険が及ばないよう、刺されながらもずっと犯人に食らいついたフィン君。ウォーデルさんが駆けつけ少年を逮捕するまで一時も離すことなく、全身血まみれで少年を確保していたのでした。

<海外の反応>
なんて勇敢なワンコなんだ!これは「いい子」だわ!
これだけ刺されても犯人に食らいついて離さないとかマジで凄い。尊敬する。
つーか犬をめった刺しするとか卑劣すぎる。大人しく捕まれよ!!
個人的に信用できる警察は、警察犬だけだわw
こんな結末になるなんて、かわいそうなワンコ(´;ω;`)
きっと後でご褒美がもらえると思って捕まえたんだろうに・・・
↑どんなに貪欲でマヌケな犬でも怪我するって分かってるなら、飛び込んでいかねーよ
フィン君は本当に忠実なワンコなんだろうな
フィン君が搬送された時にはすでに多量の血液を失っており、息も絶え絶えの非常に危険な状態だったと言います。

訓練士のウォーデルさんは「なんとか頼むから俺の大切なフィンの命を救ってくれ」と獣医に懇願。その願いが通じたのか、ナイフはかろうじて心臓には達していませんでした。そしてその後4時間にも及ぶ緊急手術の末、フィン君は奇跡的に一命を取り留めたのです。

勇敢なフィン君は回復後すぐに職場に復帰。今年3月には現役を引退し、今はウォーデルさんの家族と共に静かな時間を過ごしています。

なお犯人の少年は今年6月に行われた裁判で有罪判決に。ウォーデルさんとフィン君に致命的な怪我を負わせたとして、少年院で8ヶ月過ごすことになるようです。

<海外の反応>
耳にするだけでも恐ろしい事件だな・・・
フィン君こそ、本物の警察官にちがいないね!
アメリカなら警察犬を刺す行為は「警察官への暴行・殺人未遂」と同じ罪なんだけどな
↑イギリスでも同じような罪を犯人に問えるよう、ウォーデルさん活動してるみたい
フィン君のために闘って、ぜひ勝ち取ってほしいですよね
頼む、フィン君にでっけぇステーキをやってくれ!!
なんか後遺症とか残るのかな?大丈夫なんだよな?
いっぱいご褒美あげてほしい(*´ω`*)
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