
「自分のことを知らないのに、なぜ嫌いになれるのか?」
アメリカの黒人歌手ダリル・デイビス氏(58)はこれまで200名を超える白人至上主義者らと対峙。彼らと友情関係を築き上げることで、白人至上主義団体クー・クラックス・クラン(KKK)からの脱退を促すことに成功してきた。
黒人歌手であるダリル・デイビス氏には驚きの趣味があった。彼は1980年初頭より全米各地をめぐり、白人至上主義団体KKKの幹部らと友人関係を築いてきたのだ。
KKKとは「白人のみが選ばれし民であり優先されるべき人種」だと主張する秘密結社のこと。デイビス氏は友情という武器をもって黒人への偏見を消すことに成功、すでに200名以上のKKKメンバーを脱退させてきた。
「私は誰にもKKKを脱退するよう迫ったことはない」とデイビス氏。ただ単純に「自分を知らないのになぜ嫌いになれるのか?」と疑問を呈しているだけなのだという。

<海外の反応>
>自分を知らないのになぜ嫌いになれるのか?
マジでこれ。差別主義者は限定的な視点でしか人を見れないからな。
凄い人だな。勇気あるよ、こいつ。
↑KKK脱退を迫ってるわけでもない、というのがまた素晴らしい!
人の主義主張を変えたければ友達になれ・・すげぇわ・・・
いったい相手が何を主張しているのか。
自分に腹立たしいことであっても聞く耳持たないと議論は出来ないもんな。
みんながこの紳士のような心の持ち主だったら良いのにな!
デイビス氏の活動のきっかけは音楽だった。
かつて、ある白人男性にピアノ演奏の腕を褒められたことがあった。男性はKKKの一員であることを告白したが、付き合いを重ねるたびに二人は理解を深めていき、最終的に白人男性はKKKを抜けたのだ。
デイビス氏の活動を良く思わない人もおり、中には殴り合いの喧嘩に発展したケースもあった。しかし彼は自分の心や考え方を広げる読書や旅行を通して、人々の持つ偏見と闘っている。

<海外の反応>
尊敬するわ
えぇ話や。俺この黒人と友達になりたいもんw
KKK関連の書籍は全作読破してるらしいww
その辺のペーペーの幹部よりはKKKに詳しいだろうなwww
相手の文句を言ったり侮辱することは本当意味ないよな・・
みんな彼のやり方を真似れば確実に世界は良い方向に変わると思う
差別は無知や不安、もしくはそれで儲けようとしてる人間がするもの
著書より引用「旅行とは偏見・固定観念・狭義に死をもたらすものであり、その意味だけにおいても我々には必要である。生涯に渡って地球の片隅で根を張る限り、健全で慈善的・広い視野や見解は得られない」
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