
ロックマンを手がけた、稲船敬二氏の最新作『Mighty No.9(マイティーナンバーナイン)』。
本作のゲームプレイ映像が25日に初お披露目されたのですが、あまりに不器用すぎる仕上がりに、海外メディアから批判の声が上がっています。
Mighty No. 9 Trailer: Masterclass(約1分半)
この映像、どうやらナレーターの不愉快な口調が問題視されているようです。
キャラがコンボを決める場面では「こういうコンボが出来るんだぜ。コンボにコンボを繋げればスコアもあがる。こういうの好きだろ?」と必要ないのに説明。
さらに敵を倒せば「パワーを吸収!より速く、より強く!悪者もプロムナイト(卒業パーティ)のアニオタみたく泣いちまうぜ」と余計な事を言ってしまう始末でした。

<海外メディアの反応>
Kotaku:
ナレータの「悪者もプロムナイトのアニオタみたく泣いちまうぜ」にはドン引きさせられた。誰にとっても不愉快なPVだった。
PC Gamer:
ナレーターは終始興奮していたが・・あのノリについていけましたか?卑劣な言葉でプロモーションする必要が本当にあったのでしょうか。
Digital Trends:
本作のターゲットオーディエンスをからかう痛すぎるナレーションに炎上、ファンは失望を見せている。稲船敬二氏は「RED ASH」などのアニメプロジェクトにも携わっているのに、このようなトレーラー映像を出すとは信じられない。
本来ならばこのゲームの魅力を言葉で言い聞かせるのではなく、映像を通して視聴者の心に訴えかけるべきでしょう。
いちいち芝居がかった声で「格好いいだろ?」「ハマっちゃうぜ」など、聞いているこちらが恥ずかしくなるようなチープなセリフを連発。これらは本当に視聴者の心に響くものだったのでしょうか?
現時点で高評価1,176件・低評価9,467件となっており、コメント欄も大荒れしています。

<海外メディアの反応>
Polygon:
ゲームのプロモーションで絶対にしてはならないことをやりきった映像だった。人を遠ざけ、ファンを失う宣伝の見本になっていた。本作への自信が一切伝わってこない。
HardcoreGamer:
誰かしらの興味を引くため・・努力はしたようだ。ただゲームの紹介映像であるはずなのに、私に侮辱する気を起こさせてくれるとは大したものだ。開発スタジオは本作を含め素晴らしいゲームを多く出しているが、この映像の仕上がりは何なんだ!?
EuroGamer:
グラフィックスは普通で、痛いセリフが並ぶナレーション。しかもナレーターはちっとも面白くないジョークをかましてくる始末だった。
ゲーム自体は面白そうだし、プレイしてみたいけどな!
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