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任天堂はあるターゲットに向けたゲーム作りをしているが、今やそれさえも満足にできていない。スマートフォン向けゲーム開発を進める今こそ、任天堂は若年層のニーズをしっかり理解すべきではないか。

米VICE誌、ウィリー・クラーク記者の任天堂批判記事を紹介します。



任天堂はかつて子供に絶大な支持を得ていたが、今では徐々にその年代のユーザーを失いつつある。これは携帯型ゲーム機を持つ消費者の年齢分布を見ても明らかだろう。

■2011年度「ニンテンドーDS」ユーザー
2~17歳(63%
18~34歳(19%)

■2015年度「ニンテンドー3DS」ユーザー
2~17歳(51%
18~34歳(39%)


いったい何が起きているのか?

3DS『なげなわアクション!ぐるぐる!ちびロボ!』を手掛けた田端里沙さんは、本作を2Dアクションにした理由について「3Dステージではより多くのことが出来るが、操作が複雑になりゲームの難易度が上がる。子供への配慮」と説明していた。

そう、任天堂は「子供は濃密なゲーム体験を望んでいない」と決めつけることで中途半端なゲームを出してしまっているのだ。
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<海外の反応>

任天堂で育ってきた子供は今も任天堂ファンだろ!この記者バカ?

いや任天堂はマジで成長してくれ。マリオとか出すのは咎めないが、違うゲームで幅広い層に受けるものを作るべき。

問題は任天堂が成長しないことじゃないんだよ。あいつらむしろ退化してやがる。ストーリーも何もかも削ぎ落としてシンプルばっか求めてる。

多くの子供が今プレイしてるゲームって、マリオなんかよりもずっとシンプルじゃね?

確か『ドンキーコング トロピカルフリーズ』が難しすぎる、って批判されてたがあれは・・・
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『ピクミン』とかしてみ?『バットマン』なんかよりもずっと大人向けだから。テーマもそうだし、ゲーム性もそう。学ぶべきことは多くあれど「成長しろ」ってのは違うだろ。


任天堂は過保護すぎて、子供にそっぽを向かれているのが現状だ。

トラブルを避けるためチャット機能に消極的な任天堂だが、子供に大ウケした『マインクラフト』はチャット機能をサポート。今日の子供たちはオンラインでのやり取りに恐怖を感じておらず、逆に積極的に使いこなそうとしている。


彼らは生まれた時からiPadや『マインクラフト』に親しみ、新しい技術への好奇心や理解力は我々の世代を遥かに上回る。

現代の子供が何をプレイし、どのようにゲームし、何を楽しいと思うのか。任天堂はまずそれらを受け入れることが重要だろう。オンライン機能を制限したり、ゲームをわざと簡単にするなど子供扱いは厳禁だ。

私はマリオやゼルダで育ってきたが、彼らにとってはそれは『マインクラフト』であり『スカイランダーズ』である。何十年も前にウケたキャラではなく、あらゆるプレイヤーに等しく配慮した、新しくオリジナリティ溢れる意欲作で若年層のユーザーを増やしてもらいたい。
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<海外の反応>

これやな
Target-Audience-Vs-Actuals

うんー新しいゲームを出して欲しいのは同意するが、あとはどうだろ。そもそも若年層はタブレットで何千何万もの無料ゲームにアクセスできるから、高い金だしてゲーム買わないだろ。

任天堂はもうハード売るな。PS4とかPCのためにソフト作れ。

↑それだけは絶対ねーよwwww

最近の子はマリオなんか話題にしないよな。ほとんどがマイクラと、あとはゲーム実況主。マリオに頼りすぎてイノベーションを生み出さない任天堂はもう死んだんだ。さようなら!

ポケモンってどうなんだろ?うちの姪はちっとも任天堂ゲームに興味ないが、やっぱマイクラ愛だけはすごいな。

↑あれも次第におっさんを喜ばすようなゲームになってきたが、それでも最新作は世界累計1300万本超え。子供もプレイしてるよー。

NXに期待

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