
YouTubeの有料サービス「YouTube RED」登場により北米から邦楽へのアクセスが一斉遮断されている、というニュースを以前お伝えしました。
この騒動は「初音ミク」ファンにも大きな影響を与えています。
「YouTube RED」の登場で、いま北米から通常のYouTubeにアクセスしても、邦楽絡みの合法コンテンツは一部を除きアクセスできない状態にあります。国内アーティストにとっては死活問題ですが、「歌い手」など海外のボーカロイドファンもこの問題に悩まされているようです。

「初音ミク」は2014年末にアメリカのテレビ番組に出演。それからというもの北米でも一気にファンベースが拡大し、いわゆる「歌ってみた」動画をYouTubeに投稿するアメリカ人が続々と増えていました。

しかしそれらも「YouTube RED」導入後、すべてNGに。いま日本のサブカルチャーを楽しむことさえもブロックの対象となってしまっているのです。

<海外の反応>
ふ ざ け ん な!
日本の音楽会社は「YouTube RED」との契約に消極的だもんね~契約を結ばなければ閲覧不能になるなんて・・あんまりにも酷いよ!
ネットの”速度”についていけない企業は死ぬ。それだけだろ?別にコンテンツを作る人がいなくなるんじゃないんだし、変化についてこれない会社はとっとと潰れて新しい会社に置き換わるといい。
てか、イギリスでは余裕で見れるぞ?お前ら何の話してるんだw?
↑これ「YouTube RED」絡みの話だからね。まだ北米でしか始まってないサービスだし。てか、RED契約してなくても完全にブロックされるとか改悪もいいとこだよな・・。
アメリカ人ざまぁwwww
ボカロ曲の英語カバーを投稿していたFroggieさんも今回の騒動に困惑を見せている1人です。
彼女の場合は広告収入を得ることなく、あくまで趣味で「歌ってみた」を投稿していたファンでしたがコンテンツはブロック対象に。これまで築き上げてきた大切なファンやコミュニティを失う可能性もあり、心配を隠せません。

現時点では北米限定での話ですが、「YouTube RED」が世界全体に広がったときにどうなるのか。

権利や著作権をガチガチに守ることは長期的に見て日本のためになるのか。個人的には時代遅れに見えてなりませんが、今後議論を呼びそうなニュースでした。

<海外の反応>
iTunesが「YouTube RED」に追随→日本のコンテンツがあらゆるストリーミングサービスで閲覧不能に、ってとこまでは見えるねw
正直カバーは著作権的に微妙なラインだと思うけど、それを規制しちゃうとオリジナルの楽曲を聞く機会も失っちゃうのにね。
特にボカロって、ファンやコミュニティから新しいものが生まれるプラットフォームだからなー。
↑確かに。あのコミュニティがなくなるって本当悲しいよ・・
そもそも日本はYouTube登場時にもあまり良い顔してなかっただろ?今でこそ邦楽が公式に上がってるが昔は違法動画のオンパレードだった気がする。同じようにゆっくりでも日本の企業が対応してくれるといいんだが・・
日本の音楽業界にはこういうとこで頑張って欲しいんだけど・・
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