
これは福島原発事故の影響かもしれませんー
珍生物ハンター・平坂寛さんが釣り上げた巨大魚「オオカミウオ」が、英紙で大々的に取り上げられています。しかし記事には事実と異なる記述がちらほら。海外では「これは誤解を生む書き方ではないのか?」と疑問視する声も上がっています。
こちらが平坂寛さんの釣り上げたオオカミウオ

▼英紙デイリーメール&ザ・サンの記事内容
・福島原発近くの北海道沖でゾッとするような巨大魚が上がった
・オオカミウオと呼ばれる魚で、通常ならば全長1.2メートルほどまで成長するが、平坂さんの釣り上げたこちらは2メートル近くもあった。口は人間の子供がスッポリ入る大きさだ
・福島第一原発事故が地元の海洋生物に与える影響を日本人漁師たちは危惧しているが、この巨大魚の捕獲はそのことにまた現実味を与えたのかもしれない
・去年は、チェルノブイリ事故が起きた近海でも巨大魚が見つかっていた

<海外の反応>
ゴジラならぬギョジラ現るwwwww
こんな強面な魚がいたのかよ!生まれて初めて見たわ!!
悪夢を現実化してみた。って感じかwww
核廃棄物で汚染された日本の海に生息するオオカミウオか・・。魚だけじゃなく人間もその多くが放射能被害にあってるのは確実だな。俺たちの耳には届いてないだけで。
あの辺り一帯の汚染はもう計り知れないほどなんだろうな。あそこで獲れたものは何も食いたくないわ。
『ザ・シンプソンズ』で出てきた、原発の隣の池に生息している魚を思い出した!!
しかし、英紙が伝えたニュースはどうも現実とは違う模様。このオオカミウオを釣り上げた平坂寛さんのツイートを確認してみると、福島からは距離のある北海道知床の沖で釣れたこと、さらに全長2メートルではなく1.2メートルだったようです。
▼これを釣り上げた平坂さんのツイート
・知床でゲット
・巨大に見えるのは遠近法の妙、実物はせいぜい120センチあるかないか
・知床で獲れるオオカミウオとしては平均的なサイズのよう
オオカミウオの画像が騒がれてるみたいですが、巨大に見えるのは遠近法の妙もあるかと思います。
実物はせいぜい120センチあるかないかといったところです。
知床で獲れるオオカミウオとしては平均的なサイズのようですよ。…それでもデカイですが。
— 平坂寛 (@hirahiroro) 2015, 9月 3

<海外の反応>
腕を伸ばしてカメラに近づけて写してるし・・実際よりも大きく見えてるのは明らか。
私も昔は日本に住んでたことがあるけど、この記事タイトルは誤解を生むわよ。北海道沖は福島原発とはかけ離れているし、これが通常のサイズなんですけど。デマを広げるのは止めてよね!
うん。北海道は福島からめちゃくちゃ離れてるよなー。
この記者は無責任すぎ。ただ読者を騙そうと馬鹿げたニュース流してるのだけっしょ。
たぶん「日本人女性がオオカミウルフを釣り上げた」ってだけじゃ記事としては面白くなかったから、余計な付け足しをしたんだろうな。
整形でこの魚と同じような顔をした芸能人はわんさかいるがwww
いらぬ風評被害にならなければいいけど