
イギリスでは4日、GCSEと呼ばれる全国統一試験が行われました。
義務教育が修了した16歳(日本でいう高校1年生)が受験するテストなのですが、そこで出題されたある数学の問題が「超難解だ」として、ツイッターには怒り・絶望の声が集結。トレンド化しています。
こちらが、16歳が絶望した数学の問題。
バッグの中にn個のアメ玉がはいっています。
そのうち6個はオレンジ色です。
残りのアメは全て黄色です。
ハンナちゃんは、バッグから無作為にアメを1個取り出し食べました。
そのあと彼女はもう1個、無作為にアメを取り出して食べました。
ハンナちゃんがオレンジ色のアメ玉を2個食べる確率は3分の1です。
(1)n^2 - n - 90 = 0 が成り立つことを証明せよ。
この問題を読んだ高校生の多くは思考停止。
英BBCの取材に応じた学生の中には「意味がわからない。これを出題した人は私たちにアインシュタインになれっていうの!?」「ハンナにはマジで泣きたくなった」「この問題が分からなくて、試験会場で実際に泣き出している人がいた」などのコメントが。
そしてこの数学の試験後、なんと20万人にものぼる人がツイート!
問題の難しさも相まってか、ツイッター上では「#EdexcelMaths」のハッシュタグでトレンド化しています。
試験問題前半にとりかかる私と、後半(ハンナ)にきた時の私
「(前半に出題された)問題」vs「n2-n-90=0」
ハンナのアメ玉の問題が来た時の私
ハンナはケツの穴にアメ玉ブチ込めばいい
みなさんは解けましたでしょうか?こちらでは考え方だけ載せておきます。
1個目のアメがオレンジ色である確率はn分の6、2個目のアメもオレンジである確率は(n-1)分の5。これらが同時に起こる確率は乗算で求められるので、
6/n x 5/(n-1)=1/3
30/(n^2-n)=1/3
n^2-n-90=0
Q.E.D
ハンナの馬鹿げたアメの問題が出てきた時の私
今日の数学のテスト
オーマイガー!

(ウィキペディアより)Edexcelとは、かつては人々の思考力をおかす変態野郎として広く知られていた、イギリスの全国統一試験(GCSE)を行う試験機関である。この機関は、ティーンに試験合格を期待させながらも10問目以降はハンナとクソッタレなアメ玉6個の中に「n^2-n-90=0」といったふさげたタワゴトをねじ込み、完全に受験者の人生を潰すことを楽しんでいる。
[@eleanormay__さん]
[@eleanormay__さん]
全国の16歳が疑念と憎しみで団結してる姿がイイネ