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こんにちはー管理人のRoyです。すみません。本記事はニュースでも何でもない、ただの日記です!現地で撮った写真とともに、グダグダと記憶に残ったことを書き留めてみたいと思います。

今回は中国・広州へと足を伸ばしてみました。
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フランスへ留学経験のある現地の人とお話しをする機会があったので、印象に残ったセリフを抜粋して記します。

日本人を好きな中国人はかなり多い。広州では特に日本人が多くいることもあり、日本料理店は22,000店舗を超えるほど

中国人はピカチュウや日本人俳優、日本のお菓子などを愛してやまない

今の中国は景気が良い時代の日本のようなもの。金はあるし、たくさんビルも作っている。でも、真に近代化したとは思ってない。例えばレストラン、味は美味しいが、サービスはダメ。だから香港にはあるミシュラン・ガイドがここでは発行されない

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中国は変わろうとしているが、まだ日本や欧米諸国のような水準には達していない

自分の国の人に対しても嫌悪感を抱くことが多くある

本当にダメなやつが多い。俺はそういうやつが本気で嫌い

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実際に現地に赴き、そこで暮らす人たちの声を聞くと、プライドや建前を捨てた本音が聞ける瞬間がふと訪れることがあるので本当に面白いものです。


今回、広州滞在中の料理で一番感動したのは、これ。
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ハト

もうそのまんまですね(笑)。以前、香港旅行記のコメント欄に読者様から「感動したのが鳩、マジで美味い」とあったので挑戦。死ぬほど感動しました!パリパリの皮に、ジューシーで口当たりが繊細な肉汁。肉の脂にしつこさや、重さ、臭さが全くなく、流れるように喉元を通っていきます。

「阿一鮑魚酒家」というアワビのお店で食しましたが、鳩専門店(?)に行けばもっと上質な出会いがあるのでしょうか。今後の楽しみになりました。


最後に、この旅行中にプチ遠出をして世界遺産「丹霞山(たんかさん)」を訪れました。
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新幹線で広州市から韶関市へ向かうのですが、事件が起こります。

窓口でチケットを購入しないといけないのですが、おっさんが駅員に対して大声で怒鳴り散らしています・・。ガラスをガンガン殴りながら、ブチ切れているのです。

しかも駅員は完全無視!

おそらく乗車したい便がないことに客が腹を立てているのですが、駅員は冷たく「用意できない」と一言、全く相手にしません。そのせいで後ろは大混雑。なにせ、おっさんが聞く耳を持たず、売場カウンターで仁王立ち状態なのです。

40分ほどして、SWAT部隊が到着!

シールドを持ち、おっさんを包囲したではありませんか!

おっさんは喚き散らしながら連れて行かれたのですが、この一件により場の空気は悪化。売り場は客と駅員との間で罵声が飛び交っています。私は思いました「中国語もできないのに、どうしよう。あんな口調で捲し立てられたら、ごめん泣いちゃう」と。

私は簡単な会話と平和な筆談を望む旅行者なのです。

震える手を押さえながら、漢字を連ねたノートをグッと握りしめていたことは言うまでもありませんね。
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並び始めて一時間、ようやく自分の番が回ってきました。私は定評のある”とびっきりの笑顔”と、下手くそな中国語で「ニーハオ!」と、とにかくフレンドリーさをアピールします。もうそれこそ、アメリカの青春ドラマに出てくるアンソニー以上に爽やかだったはずです。

すると、それまで目を血走らせ客と激しい言葉の応戦を繰り広げていた女性駅員さんがニコッと笑い静かに落ち着いて対応してくれたのです!

彼女もちょっと楽しげな様子で、私との筆談を交わしてくれます。


そして最後に笑顔で「シエシエ」とお礼を言うと、彼女も優しい笑顔で応えてくれました。

なんだ!いい人じゃん!と嬉しくなりながら立ち去る私。その背後では他の客と喧嘩腰でやりあう彼女の大声が再びこだましていました。