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日本文化を紹介する海外サイトTofuguが、「日本は本当に勤勉なのか?(Is Japan Really Hardworking?)」という記事を掲載。確かに日本人は長時間仕事をしているが、それは周りの目を気にしている結果であり、生産性に直結しているわけではない、と結論付けている。




以下、OECD発表の統計データ(2013年度)より日本の実情を見ていこう。
主要国の平均勤務時間
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韓国:2,163時間
アメリカ:1,788時間
日本:1,735時間
イギリス:1,669時間
スペイン:1,665時間
ドイツ:1,388時間

OECD平均:1,770時間

日本人労働者の平均勤務時間は、アメリカや韓国のそれよりも短い。さらにOECD加盟国の平均を下回っていることが判る。

しかし日本では、

・パートやアルバイトなど非正規社員の労働人口が他国に比べ多い
・サービス残業がある

などの理由から、実際の勤務時間よりもかなり少ない時間が報告されている可能性が高い。というわけで、実情としては、日本人は長時間働いているのだろう。

ただ、それが生産性に結びついているかどうかは別問題だ。
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労働1時間当たりのGDP(国内総生産)
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アメリカ:56.90ドル
ドイツ:50.90ドル
イギリス:44.50ドル
スペイン:40.40ドル
日本:36.10ドル
韓国:29.90ドル

OECD平均:40.50ドル

日本人労働者の「1時間当たりの生産性」はOECD平均より低く、アメリカ人の60%程度となっている。このデータは上の平均勤務時間から算出されたものであり、それゆえ実際の生産性はもっと低いものと思われる。

さて。日本人は長時間働いているのに、なぜ生産性が低いのだろうか。日本人は、

・働いて忙しいふりをしている
・実際に多くの労力を費やしているが、効率が悪く、生産性に結びつかない

という解釈ができる。

日本人が長時間働いていることは間違いない。しかしそれは同僚や上司からの大きなプレッシャーが理由であり、実際に仕事の生産性を向上させてはいないのだ。どうせ残業だからといって、正規勤務時間に熱の入らない人もいるのだろう。

長時間労働だからと言って、勤勉だとは限らないのかもしれない。