
あるドレスの色が、海外のソーシャルメディアを中心に議論の的に。
なんと見る人によって「白と金」に見えたり、「青と黒」に見えたりするとのこと!海外セレブや、Photoshopで有名な企業Adobeを巻き込んでの論争に発展しています。
こちらが問題のドレス。

なんとこれ、見る人によって色が異なって見えるとのこと。海外セレブたちも「白と金」に見える!いや「青と黒」に見える!など様々なコメントを残しています。
女神テイラー・スウィフト様
「ドレスが何色に見えるかって論争。私には分からないけど、どこかトリックがありそうな感じだわ。なによこれ・・恐ろしいわ。絶対に『青と黒』でしょ!」
女優キム・カーダシアン
「このドレス何色?私は『白と金』に見えるわ。夫は『青と黒』ですって。どちらが色盲なの?」
イギリスのRoman Originalsで実際に販売されているドレスですが、製品ページは「青」の生地に「黒」のレースの記載が!

しかしそれでも納得できないとする人は後を絶ちません。
そこで、Photoshopで有名なソフトウェア会社Adobeは分析ツールを使い、このドレスが『青と黒』である証拠画像を投稿します。
Adobe
「このドレスが『白と金』に見えている人たちへ。これで論争は終わり!」
Wired
「色をコンピューター解析してみると、やはり『青と黒』に近いことが判る。」
不思議ですね。皆さんは「白と金」に見えましたか?それとも「青と黒」に見えましたか?そもそもなぜ人によって違う色に見えてしまうのでしょうか。
実は、光や色というのは、それをどう脳が受け取るかで印象が変わってきます。

チェッカーシャドー錯視
AとBのタイルは物理的には全く同じ色なのに、Bのタイルが明るくみえてしまう。
Bは影に隠れているから、実際の色よりも暗くみえるはず。「だから本当はもう少し明るい色をしている」と勝手に脳が明暗を調整。結果、同じ色のAよりも薄い色に見える”錯視”が起きます。
ドレスの場合も、原理はこれと同じです。
網膜が光をどう受け取るかで、人によって色合いが異なって見えるのでしょう。ホワイトバランスで色を調整すると、「白と金」と「青と黒」のドレスが浮かび上がってきます。

中央が元画像。ホワイトバランスを調整すると色が変化
<海外の反応>
「白と金」にしか見えない!
俺たちバカにされてるんじゃない?誰がどう見ても「青と黒」には見えないだろ・・
ん?逆に「白と金」ってのが理解できない。毎日のようにフォトショップ使ってるし、職業もグラフィック関係なんだけど、俺・・。狐につままれた感覚だわ。
心理学の実験みたいで楽しいwwww
あれ?最初は白に見えてたけど。記事読んで、もう一度画像を見直してみると・・青に変わった?
↑私も!!どんなトリック使ってるのよ!!
ごめん、錯視の話だが、AとBのタイルが同じ色だって部分で意味が分からなくなった。
スゲーどうでもいいwwwwwしかしこれは白と金な、異論は認めん。
私は「白と金」にしか見えませんが、非常に好奇心そそる画像でした。