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みなさん、最近ハグしていますか?

ストレスや恐怖心の減少には誰かの抱擁が一番。これは科学的にも正しく、人間は安心出来る相手と触れ合うことで血液中にオキシトシン(通称:抱擁ホルモン)を放出、心地よい幸福感を得られます。

そこに目を付けたのが、日本の企業ユニケア。さまざまな介護用品を送り出してきた同社は、人形が後ろから抱きしめてくれる抱擁椅子『やすらぎチェア』を開発したのです。


やすらぎチェア(税込49,680円)
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現在開催中の「国際福祉機器展 2014」でお目見えした『やすらぎチェア』。

このブロンド女性をかたどった人形は、抱きしめやすいように腕は長く、本物の人間よりも大きめのサイズで作ってあります。ユニケア担当者は「一人暮らしの方に安らぎを与えてくれるもので、話しかけてもくれますし、抱きしめてもくれます。ご年配の方が懐かしいと思えるような、昔の邦楽も再生できますよ」と紹介してくれました。
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人口のおよそ4分の1が65歳以上となる高齢化社会の日本では、一人暮らしのお年寄に向けた商品の開発が急ピッチで行われています。
<海外の反応>

えと・・ノーサンキューです。うちにはゴールデンレトリバーがいるんで。

俺たちはどこに向かってるんだ・・?

私たちってこんな人形が必要なほど、お互い疎遠になっちゃたの?悲しいわね。

こういう役に立たないテクノロジーがあるから、みんなおかしくなっちゃうんだと思う。

「私は周りの人からハグしてもらえないですよ」ってことを雄弁に語ってくれる椅子だな、こりゃ。悲しすぎるわ。近い将来、こういうものは「過去のモノ」になるようしていきたいね。お前らも周りの人に積極的に話しかけたり、ハグしたりしろよ!

実はこの『やすらぎチェア』、認知症患者の方に向けた介護用品です。

ユニケア製品紹介ページでは介護が必要な「認知症患者さんに向けた商品」との説明があるのですが、それを伝える海外報道機関は私が調べた限り出て来ませんでした。むしろ「任天堂や触手で有名な日本が作った気持ち悪い椅子」といったミームで海外には伝わっており、その報道姿勢が正直この『やすらぎチェア』よりも個人的には興味深かったです。

とは言え、寂しさを紛らわすためのツールとして”一家に一脚”の時代が来るのかもしれませんね。
<海外の反応>

こういう商品は本当胸が痛むよ・・

別に悲しいとかじゃないから!これテンプル・グランディン考案の『ハグ・マシーン(締め付け機)』だろ、要は?何十年も前に開発されたものだが、自閉症とか鬱の患者に効果があるアレね。
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↑だね。

日本って先進国のなかでも最も孤独な人が多い国だしね。孤独はヤバいよ、精神的な問題を抱えてたり、身体に不自由がある人は特にね。

日本は移民をほとんど受け入れないし、孤独な高齢者は増えてく一方だわな。だから人ではない、デバイスや機械に頼るしかなくなっていくっていう。人間の代わりをしてくれる抱擁椅子だが、これって、うーん、あまり期待は出来ないと思う。

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