海外サイトでは、日本の美しい『和菓子』がそのモチーフと共に紹介され、多くのコメントが寄せられています。
外国人たちは『和菓子』に何を見るのか。日本人の我々でも『和菓子』に触れることが少なくなってきている今、もう一度自分たちが育み愛してきた食文化を見直す機会にしてみましょう。
亀屋良長「青もみじ」/千本玉寿軒「牡丹」
日本での食事といえば、味覚は元より美的鑑賞にも堪えうることを期待されて発達してきました。
特に伝統的な料理ともなれば、風味や色彩、形によって季節感を出したり、器との色の取り合わせ、調和によって料理人や亭主のおもてなしを伝えています。家庭料理でさえ、色合いを考えた材料の組み合わせで料理を彩ることを忘れてはいません。
長久堂「モネの庭」
長久堂「夏山路」
<海外の反応>
どれもすごく美しいな・・!
この薄味で砂みたいな食感の和菓子は西洋人にはウケない、って良く聞くよな!俺は大好きだけど。お抹茶か緑茶と一緒に出してくれるのが好き。
和菓子って、モチみたいなものかな?モチは俺好きだよ。
↑そういうのもあるかもだけど、ここの写真にはモチっぽいのはなさそうだね。
デザイナーで写真家の中村肇さんは、和菓子とそれのモチーフになった自然を写真に収めることで、こういった日本の食文化が育んできた繊細な美的センスや奥行きを感じさせる作品を多数紹介しています。
中村軒「あじさい」
亀屋良長「湖中天」
<海外の反応>
この記事は私を虫歯にさせたいの?昨日チョコレートバー食べたばかりだというのに、もうこれが食べたいわ!!
食っちゃえ、美味いぞw
いや確かに見た目は美しいんだが、俺は今まで和菓子で楽しめたものは1つもないなぁ・・。アズキのペーストがダメなのかもしれん。
一方、中央アメリカのお菓子は・・見苦しすぎてもう犯罪レベルwwwでも一口頬張ると様々な味が口に広がるんだよなぁ。
長久堂「金魚玉」
総本家駿河屋「水ぼたん」
長久堂「簾透く(すだれすく)」
<海外の反応>
こういう風にアートにされると・・俺どうしたらいいのか分からなくなるわww食べたいんだけど、この美しさを損なわせたくないみたいなwww贅沢な悩みだとは思うけどね!
それが和菓子の本質なんじゃないか?まぁ和菓子だけでなく、寿司やラテアートも同じだと思うが、「美は儚い」ってことかと。
日本のものでアートじゃないものは何一つないだろw?
お菓子1つをとってもお国柄が現れるなw日本のは見た目にもこだわるけど、俺たちアメリカのお菓子は味が良ければ見た目なんかどうでもいいっていう。『アップル・フリッター』なんか味はピカイチだけど、見た目はまんま”油まみれの犬のフン”だしwwwwwww
4年ほど沖縄にいたが、料理の美しい盛りつけに関しては日本の右に出る国はないと思う。日本の思い出として、大事にしたいものの1つだわ。
外国人に好評の『和菓子』ですが、如何だったでしょうか。
中村肇さんのブログ:京男雑記帳