アメリカ版『ドラえもん』に関連した画像-01

北米最大規模のアニメ紹介サイト”Anime News Network”の創設者・Justin Sevakis氏がファンからの質問に答え、「アメリカ版『ドラえもん』はアメリカで果たして成功するのか?」についてこのように語っています。
CastMember1991氏からの質問:
ようやく『ドラえもん』がアメリカで放送されることになりましたが、『ドラえもん』は『ポケットモンスター』の人気に並ぶシリーズになると思いますか?もしもそうなら、日本もしくは世界中のディズニーランドに『ドラえもん』関連のアトラクションが新しく建設される運びとなるのでしょうか?(元ディズニーのキャストメンバーより)

Justin Sevakis氏の回答:
ディズニーで『ドラえもん』が放映されるニュースにかなり浮かれてしまってる感じを受けるのですが、皆さんディズニーが様々な事業や部門を擁した超巨大な企業だということをあまりご存じないのでしょうね。これまでに決まったことと言えば、単にディズニーチャンネルが北米での『ドラえもん』26話分の放映権を獲得したというだけのことなのです。ディズニーチャンネルは現在北米の下請け業者にローカライズを依頼しており、アメリカ向けの変更点は以前もお伝えした通りですね。

放映権を獲得したからといって、『ドラえもん』がディズニー所有のコンテンツになることはありません。それは『カウボーイビバップ』がターナー・ブロードキャスティングのコンテンツになっていないのと同じ理屈です。ただ放映権を買った、それだけなのです。

『ドラえもん』がアメリカのメインストリームで成功するかどうかですが、私は懐疑的です。もう10年になりますかね、『ドラえもん』のプロデューサーたちは目立たぬよう日本で人気な”ネコ型ロボット”にふさしい居場所を探していました。そしてこれが始めて掴んだチャンスというわけです。『ポケモン』の場合はテレビゲームとタイアップしており、見た目も今風で西洋な感じでしたので、大ヒットフランチャイズとなりました。それと比べると『ドラえもん』は少し時代遅れな感じがします。

とは言うものの、ディズニーでの放送は大したものです。人気番組ともなれば視聴者が100万人を超えることはザラで、ネットワーク自体も8000万ほどの家庭が加入していますし、チャンネル評価もかねがね高いです。『ドラえもん』が桁外れのヒットを飛ばすことはないでしょうが、特に子供の視聴者を中心に、人気が出る可能性はあります。ローカライズのクオリティによっては、予想外のブレイクも考えられます。もしくは、爆死するか。本当にまだ分からないのです。

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<海外の反応>

メインストリームでの成功を収めてほしいな・・

まぁないだろうとは思うが、『ドラえもん』がディズニーの所有コンテンツになったとしてもアトラクションは随分先の話だろw

『はれときどきぶた』みたいに、一部の子供の間だけで流行る”カルト的な”アニメになりそうな予感むんむんだわwww

↑あぁ『とっとこハム太郎』みたいなね。アメリカには何の影響も与えずに終わって行きそうな感じするなー