海外サイトでは「東京でサプライズなお寿司が出てきた」として、魚の活き造りの画像が投稿され多くのコメントを集めています。日本にいれば良く目にする光景なのですが、これがどうも外国人には不快感を与えているよう。
海外の反応をのぞいて見ましょう。
投稿された活き造りの画像(一部加工)
<海外の反応>
こんなの残酷すぎるし、意味わからんよな。
可哀想!!こんなことされて・・お魚さんの目を見れないわ。私はアジア人だけど、自分の人種に本当ガッカリ!これは恥だと思うわ。
酷いなー助けてやってくれよ・・
生ものには近寄らないようにしてるけど正解ね。こんなの不快ってレベルじゃないわ・・最低!何考えてんだか。これが面白いとでも思ってやってんの!?残酷だよー。
こんなの正しいわけがない・・。日本人はまるで生き物の苦しみを理解してないよな。『活き造り』に『どじょう豆腐』、そして『踊り食い』・・どれもこれも生き物をただ虐待死させてるだけじゃないか。
『活き造り』の何が虐待だwwwただ鮮度がいいことを教えてくれるだけだろ。
↑鮮度だ?頭おかしいんじゃないのか?『活き造り』の場合は生きてる間に鱗を取られて、生きてる間におろされるんだぞ?そして客に出すまで活かすために水に入れとく・・これのどこが虐待じゃないんだよ!?これが先進国のいくつかで禁止されたのも不思議じゃないよ。
これは残酷!他の捕食動物だと、狙いをつけた獲物は可能な限り即座に殺す”作法”ってもんがあるだろ?俺たち人間は殺したくもない動物も、自分たちが生きていくために仕方なく殺めてるんだからさーこういうこと(活き造り)を動物に対してするっては違うくないか?
↑同意だわ。生きるためには、動物に犠牲になってもらわないとならん。しかしこういう死を弄ぶような行為は断じて許せん。
即座に殺す”作法”だって?獲物が生きてるか死んでるか・・そんなもん気にする動物いないと思うよ。鳥とかヘビ、蜘蛛、ネコなんかはエサが逃げさえしなければ、ゆっくり食べるし。だから「自然界ではこうだから、こうしなきゃいけない」って議論は違うと思う。俺たち動物とは違うんだし。
肯定的な意見も紹介してみましょう。
<海外の反応>
まぁ少なくとも、新鮮ですよ!ってのが分かるからいいんじゃないの?
俺は食べてみたい。これ以上に新鮮なのってないだろうし、旨そうじゃね?そもそもライオンに向かって「残酷だ!ガゼルを生きたまま食うなんて!」とか文句言うやついねーだろww
これに文句言ってる人たち、どれだけ無教養なのさw?
韓国人はタコを生きたまま食べるよね。私、踊り食いはしたことないけど・・生食はとっても美味しかったなぁ。特にホットペッパーのペーストが合うんだよね。
日本人は”ほのかな味わい”ってのを大事にしてるから、鮮度がいいほど味も良いんだよね。通常はすぐに締めてあるから、出てきた魚が動いてるのは神経の働きによるものなんだけど、まぁ普通に生きている場合もある。個人的には、『活き造り』は刺身の中でも史上最高にうまいと思う。イカとカエルなんかは好物だな。
ちなみにユダヤ教やイスラム教では生きたままの動物を食べることは禁忌とされていたり、オーストラリアでは食材を生きたまま料理する様子を公衆に見せることは処罰の対象となっていたりします。
確かに残酷だという意見は理解できます。
しかしこの問題、虐待性を論じるよりも、なぜ日本の料理店では活き造りという料理法が廃らないのか。そこを考えた方が、我々の食文化の本質が見えてくるのかもしれません。